No.53 真保裕一 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。



頑固・小心者・協調性がない、そして何より面倒くさがり屋。
それがあたし。

以前、そんな風に自己分析をしました(No.50の回参照)。


しかし、人となりを簡潔に言い表すなんて不可能です。


家ではマイルールだらけの生活をしてるくせに、外に出ればたちまちルールフリー。
頑固なんだか、柔軟なんだか。
外国語Tシャツが恥ずかしくて着られないくせに、インチキ英会話はお手のもの。
小心なんだか、大胆なんだか。


知ってたけど、再確認した自分らしさ。

物事の変化とそれに伴う対応を嫌がるくせに、時折刺激を求める。
面倒くさがりのくせに、飽きっぽい。

生きるって、矛盾だらけ。


ローカル線で行こう!
真保裕一


廃線寸前の第3セクター鉄道。
立て直しのために雇われたのは、30才を過ぎたばかりの地元出身・元新幹線のナンバーワン車内販売員。
保守的な田舎町に突如としてやってきた、若きオンナ社長。
ヤル気満々・アイディア満載・笑顔満開vs
無気力・無関心・反発
温度差たっぷりの社員や地元民。
しかし彼女の熱意に皆の意識が変わっていき、やがて大きなうねりとなって動き出す。


最近マイブームの地方再建モノ。

近代化・統一化で寂しくなるばかりの大都市と違って、"無い"ということが素晴らしい財産になる地方。

魅了されるわけです。



転勤族だった父のおかげで、コロコロ引っ越し人生。
ひとつの場所に根を張る、という感覚を持ったことがなかった。

平均すると、5年に1度の割合で移動していました。
住み慣れる➡少しイヤになってくる➡新しい場所に行く➡興奮する
なんと、自分に合った暮らしだったのでしょう!(それともこの暮らしがあたしをこんな性格にした?)


今の地に住み始めて6年。


持ち前の性格を存分に発揮している、今日この頃。

飽きてきましたよ、東京。



生きるって、厄介ですね。