
偉業を成し遂げた人が、それまでに培ったノウハウを活かして、新たな分野でまた活躍する。
例えば…
スピードスケートでオリンピック4回出場、銅メダル獲得。
強靭な肉体。
鍛え抜かれた太もも。
「ペダル、漕いでみませんか?」
(この件は完全なる想像です)
そして、自転車競技でもまたオリンピック3回出場。
そう、橋本聖子!
見事に二足のわらじを履きこなした、類い稀なる人物。
怪笑小説
東野圭吾
ブラックユーモアたっぷりのショートショート。
誤解を恐れず言うならば、ミステリー・サスペンスのイメージしかなかった東野氏。
こんなテイストもあるんですね。
じわじわと惹き付け、ギリギリまで引っ張り、ラストで小気味良くネタバラシ。
星新一を思い起こさせるような爽快感。
ドキドキ・ハラハラの見事な使い分け。
小説ジャンルの二刀流。
さすがです。
演技力を駆使したスピーチで、見事俳優から大統領になったレーガン。
技術や知識を使い、医師から最高峰の漫画家になった手塚治虫。
二足のわらじ
二刀流
少し考えてみれば、スマートな例えがいくつもあるではないか。
それを力一杯、橋本聖子て!
この発想力たるや…
凡人は凡人の域を越えられず。