No.5 東海林さだお | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。



炊事・掃除・洗濯
家事全般がちょっと…


掃除が特に苦手です。
というより好きくありません。

洗濯は下手クソらしいです。
だからつきのわさんの担当です。
やりたくないからいいけど。

炊事ならまだ…
決して得意とは言いませんが。


でも、食には大変興味があります。

グルメ番組見たり、レシピ本見たりするのが好きです。

美味しそうな食べ物の出てくる物語なんてたまりません。

食堂かたつむりとか、かもめ食堂とか、ぐりとぐらとか、鬼平犯科帳とか…
数え出したらキリがないほど。

お腹をぐうぐう言わせながら読んだものです。


いかめしの丸かじり
東海林さだお


ロングセラー、丸かじりシリーズの第32弾。

食に関するアレコレからテーマを決めて、あーだこーだとショージ視線で語っていくエッセイ。

32冊目ってすごくないですか!?

こんなにも書く事柄ある=興味をもった事柄がある、というのがスゴイ。
内容が安定して面白い、というのがスゴイ(なんなら回を追う毎に面白くなってるかも)。
ずっと食べ続けられる=胃腸が丈夫、というのがスゴイ。


新しい食材にチャレンジしたり、老舗の味を自己流で再現してみたり、話題の店に出かけてみたり。
バイタリティ溢れる話ばかりかと思いきや…
トホホな味にやられたり、アレが気にくわないと怒ったり、B級C級グルメにウハウハしたり。
とにかく人間味溢れる話ばかり。


読み終わると必ず何か食べたくなります。
なんなら、読みながら買い出しに行きたくなります。
最終的には、表紙を見るだけで空腹を感じてきます。


どうしても胃袋が暴れてしまうので、体調の良い時に手にすることをオススメします。