No.3 畠中恵 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。




昔からボーっと何かを考えてることが多かったです。

よく言えば想像力の豊かなタイプ。
はっきり言ってしまえば妄想家。


なので、断然ノンフィクション派です。

だって現実に起きたことって、既に話が完結してるんですもん。
勝手に思いを巡らす余地がないのです。

物足りません。


その点小説の場合には、どんな画を描くこともできる。

主人公の顔を好みのタイプにしたり。
脇役をクローズアップさせて、スピンオフ恋愛物語を作ったり(相手役はもちろん自分)。

気持ち悪いですか?
それでもいいんです。


ファンタジーは、最も妄想家の本領が発揮できるジャンルです。


おまけのこ
畠中恵


大人気しゃばけシリーズの第4弾。

主人公・一太郎は大妖であった祖母の血を受け継ぐ、大きな問屋のひとり息子。
おかけで、他の人には見えないモノが見えてしまう。
でも決して怖がることなく、そんな生活を自然と受け入れている。
超がつくほど優しい性格も手伝って、一太郎を慕って妖怪達が集まってくる。

普通なら交わるはずのない存在が一緒になり、毎回色々な事件を解決していくのです。


病弱な一太郎の世話役に仁吉・佐助という兄やがつくのですが、あたしはこの二人に助さん・格さんを見ました。
ちゃんこーまいは佐助派。
男前というよりは、力強くて男らしいタイプ。
つまり、伊吹吾郎ですね。

彼をベースに自分なりにカスタマイズして…
もう、何度も恋に落ちてます。


いやぁ、楽しい。
実に楽しい。


これはストーリーに余白があるからこそ、できることなのです。
"江戸"という非日常感も気分を盛り上げてくれます。

時代小説+ファンタジー

さぁ、あなたも妄想してみてはいかがですか?


これ…全く書評になってないな。