
昔からボーっと何かを考えてることが多かったです。
よく言えば想像力の豊かなタイプ。
はっきり言ってしまえば妄想家。
なので、断然ノンフィクション派です。
だって現実に起きたことって、既に話が完結してるんですもん。
勝手に思いを巡らす余地がないのです。
物足りません。
その点小説の場合には、どんな画を描くこともできる。
主人公の顔を好みのタイプにしたり。
脇役をクローズアップさせて、スピンオフ恋愛物語を作ったり(相手役はもちろん自分)。
気持ち悪いですか?
それでもいいんです。
ファンタジーは、最も妄想家の本領が発揮できるジャンルです。
おまけのこ
畠中恵
大人気しゃばけシリーズの第4弾。
主人公・一太郎は大妖であった祖母の血を受け継ぐ、大きな問屋のひとり息子。
おかけで、他の人には見えないモノが見えてしまう。
でも決して怖がることなく、そんな生活を自然と受け入れている。
超がつくほど優しい性格も手伝って、一太郎を慕って妖怪達が集まってくる。
普通なら交わるはずのない存在が一緒になり、毎回色々な事件を解決していくのです。
病弱な一太郎の世話役に仁吉・佐助という兄やがつくのですが、あたしはこの二人に助さん・格さんを見ました。
ちゃんこーまいは佐助派。
男前というよりは、力強くて男らしいタイプ。
つまり、伊吹吾郎ですね。
彼をベースに自分なりにカスタマイズして…
もう、何度も恋に落ちてます。
いやぁ、楽しい。
実に楽しい。
これはストーリーに余白があるからこそ、できることなのです。
"江戸"という非日常感も気分を盛り上げてくれます。
時代小説+ファンタジー
さぁ、あなたも妄想してみてはいかがですか?
これ…全く書評になってないな。