女性が病院にかかる症状の1位が肩こりで、2位が腰痛で、男性が病院にかかる症状の1位が腰痛で2位が肩こりだそうだ。
しかし、残念ながら病院にかかってもほとんどの場合は異常なしと診断され、痛み止めの薬や湿布を処方されて終わりだ。
痛み止めや湿布で肩こり腰痛は治らない。
そして肩こり腰痛を抱える患者さんは、少しでもラクになりたいから薬や湿布に頼り、症状を消そうとする。
そのうち出された薬を飲んでも薬が効かなくなり、また病院にかかると、より強い薬を処方されたり、ストレスと言われたり、精神的なものと診断され、自律神経失調症と言われたり、心療内科を紹介されたりして、さらに不調のループにはまってしまい、抜け出せなくなる。
肩こり腰痛の患者さんを見る時、最優先で注目しなければならないのは構造(姿勢)と機能(関節可動域、筋力)に異常がないかどうかだ。
どこに行っても治らない本当に困っている患者さんのために、明日も最善を尽くします!
