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風立ちぬ (ジス・イズ・アニメーション)/小学館
¥950
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最近、子ども抜きの妻とのデートを数ヶ月に一回、

映画を観ることにしています。


「風立ちぬ」なかなか美しく深い映画でした(^^)v映画観て夫婦で感想や意見、自分達のあり方を考える時間もいるなー。


ただ、今回観終わってすぐには宮崎氏の意図を理解することはできなかった。子どもには難解な映画ではないでしょうかね。


氏の意図を私なりに察するに、

それは、「美しさ」(これは宮崎氏も言っている)と「残酷さ」でないかと。


美しさとは、零戦設計者堀越とその婚約者の話なので、戦争の直接描写がない戦前の美しい日本の風景、堀越の理想の美しい飛行機を作りたい情熱、婚約者菜穂子との美しい恋。


残酷さは、戦闘機を作ること自体が戦争への協力であること、堀越が冷静に日本の国力を見定めていたこと、戦闘機設計への情熱故に、重病の菜穂子への愛とは裏腹の残酷さも感じないでもありません。


あとは「タバコ」は時代背景がありますが、喫煙者とは同じ空気を吸いたくない私としては、意味あるタバコも嫌い(笑)


戦争に対する考えってのはいろいろあるわけですが、戦争の現実を知るときに、直接的な描写と間接的な描写、人の心に残るのは、間接的な描写の方がむしろ後でじわじわと響いてくるかも知れません。


この映画のわかりにくさは、そういう意図を含んだものかも。

次のデートはカンヌの福山雅治を約束しました(^^)v