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今月は、総会や会合が多いです。それでも例年になく少ないのですが。
その際は講演もあって。

上場企業の経営者で、未来工業 山田昭男氏の講演を聞きました。

ユニークな経営手法で結構有名な会社でご存知かもしれませんが。

この会社は

・報連相禁止
・定年なし
・残業禁止
・ノルマ禁止
・産休3年
・年間休日140日


そういう、「会社が損をして」「社員が得をする」ことをまずやることによって
逆に「こんなんで大丈夫だろうか?」と「考えてもらう」ことが氏の狙いみたいです。

「勉強しろ!」というよりも「何にもしなくてもいいよ!」とする方がかえって、何もしないことに耐えられず勉強しなきゃ、って思うようになるようなものでしょうか?

常識外れの経営のように見えて、意外と心理的な面において、社員に仕事に関心を持ってもらうのは結果的に経営の王道になっているのかも。

氏は言います。

「社員のやる気をいかに起こさせ、いかに高めるか、を考えるのが、社長の一番大切な仕事と言える。やる気を起こさせて、常に考えれば、会社というのはぜったいに回っていくというのが私の論理だ。」

「小さな倹約 大きな浪費」

「人材でなく人財」

「やる気」「自主性」「自覚」「工夫」「差別化」「プラス思考」「性善説」

未来工業のモットーは「常に考える!」

ということですね。参考になりました。


「こうありたい!」と考えていることをダイレクトに達成することは難しいけれども、一見回り道に見える王道を悩み熟考しながら見つけたら、結果的に達成するかもね。