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「愛の基本」とはこういうものだ、っていう言葉がありました。

「受容は愛です。その人の過去を許し、現在を誉め、未来を励ます」

でもこれでも間違っているのではないか、と。
間違っていたのは「その人の過去を許し…」の部分で「人を許す」という言葉自体、上からの目線だと。

何故なら「許す」という言葉は、相手が悪く劣っている、と思っているから許すのではないかと、いう話でした。



以前、知人から「あなたは上からモノを言っている」という指摘をいただいたことがありました。

そう考えると「許す」だけでなく「誉める」ことも「励ます」ことも同じではないか。
これは親から子どもへの愛なら辻褄が合いますが、大人と大人の関係から言えばこれらの言葉は対等な関係ではないかもしれません。

それは

「許す」ことから「受容れる」へ。
      
  すなわち「相手の立場を理解してその内容を受け入れる」

「誉める」ことから「尊敬し、学ぶ」へ。

  すなわち「自分に出来ないことが出来る相手を尊敬し、学ぶ」

「励ます」ことから「尽くす」

  すなわち「相手がポジティブになるように尽くす」

上から目線って誰でも持ちたいものです。でもそれでは進歩はありませんし、
信頼関係をつくることって出来ないのかも。
だから「上から目線」言葉を使うことに気をつけましょう。

でも、ストレス解消も人間らしくたまにはいいかもね。