秋バテでだるい…そんなときはお腹のツボで気力・活力アップ


暑さや湿気が落ち着いたはずなのに、だるさや食欲不振が続く…。それは、夏バテならぬ「秋バテ」です。夏の間に受けたダメージを引きずったまま秋を迎えると、このような症状が現れることがあります。


さらに、初秋の急激な冷え込みに体が対応できないと、自律神経が乱れ、不調が一層悪化してしまうのです。


そんなときにおすすめしたいのが、お腹のツボ。元気の“元”と書く「関元(かんげん)」は、エネルギーの源とされるツボです。このツボを温めると、じわじわとエネルギーが湧き、だるさの改善が期待できます。


また、秋バテは胃腸のトラブルを伴うことが多いため、消化吸収を助ける「足三里(あしさんり)」も強力な味方です。


❶「関元」を温める


≪位置≫

おへそから指幅4本分下がった場所にあります。


≪方法≫

ツボの位置に両手を重ねて温めたり、軽くさすったりして優しくケアしましょう。ツボを意識しながら深呼吸をすると、さらに効果的です。


❷「足三里」をさする


≪位置≫

膝の外側、お皿の下のくぼみから指幅4本分下がった場所にあります。


≪方法≫

指の腹や手のひらでツボを優しくさすり、温めるようにケアしましょう。ツボが少し温まると、心地よさが増してきます。


当院の鍼灸施術も効果的ですが、ご自身での【養生】もプラスの効果をもたらします。


【プラスの養生】かぼちゃのポタージュで元気を補給


かぼちゃのような甘くホクホクした食材は、体を温めて胃腸の働きをサポートします。ポタージュにすれば、消化が良くなるうえに、牛乳から潤いも補えます。また、豆類は元気を補う食材として知られているため、豆乳を使ったポタージュも効果的です。当院のHPをご覧下さい!