何に於いても尋常な精神では、、、 | 屋根裏じせい録

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手のひらに書いたメモのようなものです。
2024年もよろしくお願い致します。

晴れ図書館でこんな本と出くわしてしまい、


借りざるを得ないことに。





図版の載せ方が全編を通して、

ダイナミックで美しいのです。



またイチオシの点は、

説明文をはじめ、すべての図版名、仏像名に英語表記がついているところ!



こんなふうに↓。




見惚れますね。




かちがそばにいたので、

「どうよ」と見せたところ、



かち「!!!すごく大好きな推しのフィギュアを作りまくったって、感じだね!!!」


とのこと。



なるほど。


根っこは同じだな、と思いました。



私も、仏像を目の当たりにするときは、

神や仏ということよりも、

製作者の表現力、熱意や渾身さに心奪われます。



ただ彫るだけでも難しいのに、

怒りや嘆き、悟りや思惟、許しや静寂が凄まじく表現できるって、なんですかね。

命の吹き込み具合が尋常じゃない。



あっ!


何に於いても尋常な精神では、

素晴らしい作品は作れませんね。