日本酒「宗玄」のひやおろしをもりもり寿しで堪能してきた | 金沢徒然日記

金沢徒然日記

日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

食欲の秋。
食いしん坊なぱんだの頭の中は秋の味覚でいっぱいになる。
もう食べることしか考えられない(´Д` )!

さて、食いしん坊な上にお酒大好き呑兵衛のぱんだ、秋は「ひやおろし」に夢中だ。
ひやおろしとは、冬の寒い時期に醸造した清酒を桶の中で一夏熟成し、涼しくなる秋口に生のまま瓶詰めしたものだ。
搾りたては荒々しいが、ひやおろしはまろやかで味わい深い秋の味覚である。
金沢の酒屋さんなどでは、季節になると一斉に各酒蔵自慢のお酒のひやおろしがズラリと並ぶ。
呑みたい(´Д` )!

しかーし(´Д` )!
いくらたくさんのひやおろしが出ているからと言って、一瓶一瓶買っているわけにはいかない。
そんなに呑めぬ(´Д` )。
金もない(´Д` )。
そうなると、どこかのお店で少しずつ注文して呑むしかない。
というわけでどこで呑もう(´Д` )。
せっかくならおいしい肴と呑みたいな。
と、考えていたぱんだ。
ちょうど平日休みがあったので金沢の近江町市場にある人気の回転寿司屋さん「もりもり寿し」に行ってきた。
こちら普段は大行列の人気店。
でもでも(´Д` )、平日の朝ならさすがに空いているでしょう。
だって平日の朝ですよ(´Д` )!
と思い、余裕ぶっこいて7時開店のところを8時に来店。

そこでぱんだの前に立ち塞がる
「店内満席」
の立て札(´Д` )!!

ぇぇえええ(´Д` )!!
ちょっとみなさん、平日の朝ですよ(´Д` )!
なにゆえの満席(´Д` )!?
あ!そうか(´Д` )!
みなさん、ぱんだと同じ考えか(´Д` )!
平日の朝なら空いていると思って集まっちゃったわけだ(´Д` )!
いやん(´Д` )!

{B76FCAF6-A4BA-4732-BB7A-0C81CF68F310}

ひやおろし、色々あったけど、今回は「宗玄」にしました。
ぱんだ、宗玄大好き(´Д` )!

宗玄は250年の歴史を誇る奥能登最古の酒蔵で造られている日本酒。
この「宗玄」の蔵元は「宗玄酒造」と言い、石川県珠洲市にある。
その創業は江戸時代中期の1768年。戦国時代の七尾城主・畠山義春をルーツとする宗玄忠五郎が創業し、その子孫が清酒発祥の地と言われる伊丹(現在の兵庫県)の酒蔵で修行して秘伝を習得したという。
日本四大杜氏に数えられる能登杜氏発祥の蔵とも言われており、歴史と伝統ある酒蔵だ。

ではいただきます( ´ ▽ ` )!
甘やかで上品な香り。
口に含んだ瞬間にお米のふくよかで緻密な旨味が豊かに広がる。
そこに加わるまろやかな甘味。
きめ細やかで控えめな酸味。
ボリューム感たっぷりの濃醇なお酒!
お米が出し得るコクをすべて味わっている感じですな。
全体的な印象はふっくら!
やわらか〜くまとまっているから、濃密な味わいだけどものすごく呑みやすい(´Д` )!
あゝ、うまい(´Д` )!
宗玄はこのお米のふっくらとした旨味が最高なんですよね(´Д` )。
もっふもふの毛布みたいな感じで、呑むとものすごく安心する(´Д` )。
おいしいよぅ(´Д` )!

{6FB48D5E-A2E1-4D45-9E25-00BFEDBFB6A5}

黒むつ。
皮がついてうまそう(´Д` )!
確かのどぐろは赤むつでしたね。
こいつは黒むつ。
おお(´Д` )!もっちりとした食感。
しっとりもっちり。
ねっとりとした脂の甘味と旨味があるけど、決してしつこくなく、ねとーっと広がった後はさっと去っていく。
皮付近には若干の香ばしさもあり。
この世は美味で満ちている(´Д` )!

{21C77943-B18B-4B8D-9379-93A37CE03862}

つみれ汁
身体に良さそう(´Д` )。
つみれはあっさりした味わい。
お酒とともに染み渡る(´Д` )!

{3C2DF29C-7D43-4E57-9349-253489F8E185}

ほたるいか三種
なにしろ日本酒呑んでますからね。
ここは酒に合うものを(´Д` )!
沖漬け!黒作り!酒に合う!
このほたるいかの内臓の癖のある旨味がたまらないんですよ(´Д` )。

いやー、美味かった(´Д` )!
さすがは宗玄、最高でした。
宗玄は新酒も以前いただいたけど、どちらもお米のふくよかな旨味が最高でしたよ。
ごちそうさまでした( ´ ▽ ` )。

参考:宗玄酒造株式会社公式ホームページ
http://www.sougen-shuzou.com