こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前回の記事では植木等のこと、そしてペルソナのことについ
て書きました。
我々は映画とかドラマで見た人物のことを、役柄と同じよう
なものだと認識してしまいがちです。
その誤った認識によって、私は失望を味わい、それと同時に
得るものもあったということを前回の記事で書きました。
ところで、映画とかテレビとかで見せる姿と実際とでは大き
く異なるのは、植木等だけではないようです。
有名どころでは、志村けんやナイナイの岡村隆史もテレビな
どで見られる姿と実際とでは、全然ちがうようです。
ナイナイの岡村は「実際のお前はホントつまらん」などとよ
くイジられているので、ご存知の方も多いかもですね~。
テレビなどで見られる姿と実際とが変わらない(ほとんど)
のは、さんまちゃんくらいかもしれませんね。
(さんまちゃん。「めっかっちゃった~!」)
テレビなどで見られる姿と実際とが異なる、ということに対
するあやまった認識はこれくらいだと大きな問題ではないで
すが、行きすぎると困るんじゃないの~、という例を挙げて
おきます。
多分5年くらい前だと思うのですが、インドではテレビシリ
ーズで「マハーバーラタ」が放映されました。
(WIKIへのリンクはこちら)
(インドのテレビドラマ、マハーバーラタ)
その人気は凄まじかったらしく、郊外の町などではマハーバ
ーラタの放映時間中には、町の通りから人影が絶えた、とい
われていたくらいだそうです。
また、インドの統計なので「ホンマかいな」感満載の数字で
はありますが、視聴率が8、90%台だと聞いたことがあり
ます。
ご存知の方もいるかもしれませんが、マハーバーラタは古代
インドの叙事詩で、その長さは最長です。
また、バラモン教やヒンドゥー教とは直接関係ないとも思え
るような雑多な要素も数多く含まれているためもあって、今
でも多くの人口に膾炙しています。
ま~、それだけ多くの人が見ているということですが、その
中には信心深い高齢者も多くいたようです。
マハーバーラタでは話中に数多くの神様や悪鬼が出てきます。
ということは、話中で神様を演じる役の人もいるわけですが、
郊外の農村などに住む信心深い高齢者たちは、神様を演じる
人を、半ば神様と思っちゃいます。
ですから、神様を演じた人は、行く先々で高齢者などから拝
みたおされちゃったり、願望をかなえてくれといった頼まれ
ごとまでされちゃうらしいのです。
(話中で重要な役割を演じる神様のクリシュナ)
(話中では大した役割を演じないが、ヒンドゥー神話の中で
重要な神様のシヴァ)
破天荒で肩に力が入っていない役割の植木等と実際の植木等
とを混同してしまう我々と、神様と神様役の俳優を混同して
しまうインド人とを比べても、あまりかわらないですね~。。
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