第4部 ミトー・ベンチェー
#32 CAFE TABEC
ホーチミン市の朝。
宿舎を一歩出ると、いつの間にか前の道路沿いには小さなバザール(朝市)が出来ており。
ベトナム人って、スペースさえあれば勝手に(?)商品を並べて好きなように商売を始める文化なのかも。
いや、ほんと、ふつーに宿舎の目の前ですよ?
これだったら、わざわざ大きなバザールに出かけなくても、近所でなんでも揃いますね。
エリザベスカラーを巻いたワンちゃん発見。
肉は、、豚が人気のようです。
さて、この日は前日に思いつきで予約した国内ツアー「メコンデルタ1日ツアー(ミトー・ベンチェー)」に参加する予定でしたが、出発までまだ少し時間があったので珈琲ブレイク。
いたるところにカフェがあるのがありがたい。
・ca phe sua(ミルク入りベトナミーズコーヒー) 30k(180円)
濃い!(=うれしい)
しかし、やや甘い。
だけど、メニューにフード系が無くて、朝はこれだけになってしまったし、まあ、いいか。
#33 メコンデルタ1日ツアー(出発)
やがて、宿舎の前にバスが着て、予定時間ジャストにピックアップされました。
バス内はかなり冷えていて、冷蔵庫並み。
(※ただし、あとから暑すぎることになり、冷房が快適に)
リクライニングシートで足も伸ばせるし移動は快適でしたが、予約が大人数だと車にぎゅうぎゅうに詰め込まれるのかな?
この日は幸い、ピックアップ10組ぐらいで乗車率38%ほど。
そのうち半分はインド人旅行者にみえました。
(※謎の親近感で一気に気が緩みました。にゃはは)
ガイドさんの英語は聞き取りやすい。
移動中、笑いも交えながらベトナムについて、wikiにあるような内容(基本情報、歴史など)を解説してくれました。
#34 ヴィンチャンパコダ(永長寺)
バスは1時間45分かけて、ホーチミン市から南西にあるミトー市へ。
最初に立ち寄った永長寺は有名なお寺とのことで、たいていの団体観光ツアーに組み込まれているようです。
巨大な布袋(※中国人にとっては弥勒菩薩)、釈迦如来、観音菩薩など。
ちなみにベトナム人は無宗教(※特定の宗教ではなく、ご先祖様と自然を崇拝)が83%です。
近くにいた現地在住の日本人ガイドさんが、日本人旅行者にぼやいている声が聞こえてきました。
「近頃、私たちのツアーにはインド人客が多いけれど、インド人は集合時間に集まらないからガイドたちからは評判が悪いんですよねえ..」
・・との事。ぶわ。
あー、たしかに10:00に集合でしたが、インド人の集まりが悪く、10:09にバスが動く感じ。ぶわ。
旅行者たちはそこまで何も思わないけれど、ガイドさん的には焦りますちゃねえ。
#35 フェリーへ
再びバスに乗って、メコンデルタの島めぐりをするためにフェリー乗り場へ。
・チョコレートアイス 32k(194円)
売店で買ったドリンクは無糖の薄めのココアでした。
やがて乗船時間になったのでフェリーへ。
おい、まじかよ。
逆38(ぎゃくやみ)号じゃん。
さあ、出発だー!
さっきココアを飲んだフェリー乗り場にさようなら。
メコン川(の支流)は黄土色でした。
で、フェリーはどこに向かっているかというと、ミトー市と、対岸のベンチェー市の間に流れるメコン川支流には無数の小島(※中州)があるのですが、そのなかでも特徴のある何か所かのスポットに立ち寄ります。
ホーチミン市内にはツアー会社も無数にあるし、各社でサービス内容を競い合っているんですが、まあ、だいたいは定番のコースをまわり、名物を食べることになっているわけ。
ちなみに私が選んだツアーは割とシンプルな内容で、島めぐりは1つのみで、あとは対岸のベンチェーを少し見て帰るというものでした。
(※ツアー会社ごとにコースと参加料金、所要時間も異なるので自分のお好みで)
#36 ハチミツの島(タイソン島)
やがてフェリーから島に降ろされ、1軒のレストランへ。
この看板の文字、、クセが強すぎて読めないんだが。ぶわ。
団体ツアーの観光客がいっぱいでした!
お茶休憩ですね。
南国フルーツを堪能。
アオザイを着たきれいなお姉さんたちがベトナムソングで歓迎してくれました。
それから再び島の奥地へ。
ココナッツウォーターの売店で水分補給したら、、
さあ、手漕ぎボートに乗ろう!
いいねえ、、雰囲気あるわー。
小型ボートがすれ違うのがやっとの狭い川です。
ノンラー(笠)は、現代でも働く女性たちには不可欠なもの。
実に合理的な帽子なんです。
こうして30分ほど奥へ進んだら目的のハチミツ工場に到着しました。
ハチミツ工場といっても、ここはレストラン?
・やみちゃん(近影)
すんません、ちゃっかりノンラー(笠)を被ってハチの巣箱をもってはしゃいでます。
まあ、結局のところ、養蜂場でハチミツを採取し、それでいろんな製品を作っている、ということのようでした。にゃはは。
まあ、いいじゃないですか。
「ハチ・ミツ」=83
縁起の良いものですから。
ハチミツと柑橘と花粉とお茶をミキシングした特製ドリンク。
これが妙にうまい!
あとは例によって、ハチミツやロイヤルゼリーのお土産はいかがですかー?
って勧誘がありましたが、まあ、それほど強引でもなく。
ハチ君、こんにちは!
最後に、養蜂業で財を成した富豪の家を見学。
家財道具一式、ココナッツの木で出来ているそうです。
私たち一行は再びフェリーに乗り、川の対岸のベンチェー市へ。
(1日ツアー後編につづく)
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