カレー探偵、やみちゃん です。
インド・タイ王国 遠征 2024 新春
第1章 旅立ち 編
#001 スラムキャット$ヤミオネア(?)
或る日、急に、
「わだば【スラムキャット$ヤミオネア】になる!」
・・・そう思ってしまったから、もうどうしようもない。
気が付いたら、ムンバイ行きの航空チケットを購入し、宿もブッキングしておりましたちゃ。ええ。
そして、せっかくなのでゴー・ゴー・ムンバイするついでに(※どっちが主でもいいのですが)、同じ西海岸にある、”ぶったるみの聖地”こと、ゴアにも行ってみようと決めるまでにそう時間はかかりませんでした。
ちなみにゴアって、「インドでもっともインドらしくない場所」と言われてるんですが、多くのインド人はゴアに憧れている様子でもあり。
また、最近、南砺市福野「サムラップ」さんでタイ料理のおいしさに目覚めたこともあり、本場でガチなタイ料理を調査したい思いもあったので、バンコクにも立ち寄ることを決定。
こうして今回の調査対象は3都市に定まったのです。
1年前のようにフライト72時間以内のPCR検査なども不要となり、随分と楽になったものです。
ちなみに気候はこんな感じ。
冬から夏へ、ネバーエンディングサマー!
#002 ネパール居酒屋シラウト
フライトはセントレアを利用することにしました。
そのため、名古屋で前泊です。
名駅の西口にある「シラウト」を初調査。
この界隈には近年、オーセンティックな純ネパ系が増殖中であり、その全部はカバーしきれていません。
このような機会を使って少しずつ開拓中です。
うーん、素晴らしい。
どれどれ?
あら、日本のやつが83%超か。
ネパール人客も多いのだから、ネパールのお酒も増やしてほしいところ。
とりあえずネパールビールを2種でぶったるんだ夜。
モモのラインナップが12種あるのがイイネ。
カトマンズにも無いようなモモがいっぱい。
スープモモ 750円
店のメニューにバフ(水牛)は無く、モモもチキンでした。
スープにしっかり塩味を効かせてあるのが現地風。
スクティサデコ 820円
マトンの干し肉、ジャーキーのように硬いけれど、噛めば噛むほど旨み汁がダワダワと口腔内に溢れます。
これも塩がしっかりと効いてるので、日本人にはもう少し弱い方がウケると思う。
チキンチョイラ 650円
これは焦がしメティの甘苦さと、フレッシュなニンニク、ショウガがガツンと効いたまさにオーセンティックなネパールの味わい。
ディドセット 1350円
これは塩も適切で、ダルうまい、ゴルベラ(トマト)辛い、ククラ・コ・マス(チキン)は具だくさんで柔らかい。
ディドはシコクビエ製でした。
もちろん、噛まずに飲み込むのが流儀です。
「ディドは飲み物」です。
帰り際、ホール係のお兄さんに訊いたら、ルンビニ出身とのこと。
ほう、ガウタマ・シッダールダ(釈迦)の生誕地やん。
ちなみに、”シラウト”はスパイスという意味だと言っていましたが、正しくはスパイスをすり潰す”石臼”のことですちゃね。
こうして、とりあえずは大名古屋でネパール料理を肴にぶったるみつつ、インド・タイ王国遠征が始まったのです。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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シラウト (ネパール料理 / 太閤通駅、名古屋駅、亀島駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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※今回の遠征記(ムンバイ、ゴア、バンコク)のもくじはこちら
※アムリトサル、ラホール、グジュランワーラー、ペシャワールの遠征記2023はこちら
※デリー、カトマンズ、コルカタ、バラナシの遠征記2020はこちら
※シンガポール、チェンナイ、マドゥライ、コーチの遠征記2019はこちら
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