カレー探偵、やみちゃん です。
第3話 原城(南島原市)と新地中華街(長崎市)
島原城から車で約38分(30km)走らせると原城(南島原市)に到着です。
訪れる人はほとんど居ません。
原城跡(続日本100名城 #188)
ここは日本史上最大の一揆、「島原の乱」の最終決戦地。
天草四郎率いる一揆軍(3万7千人)が、もともと廃城だった原城に入り、徳川幕府12万の軍勢を相手に3ヶ月間に渡って抵抗しました。
(幕府側には、かの宮本武蔵もいましたが、石を額に受けて逃げたという記録あり。ぶわ)
結局は兵糧がつきて一揆軍は敗北。
最後には3万7千人全員皆殺しにされた場所です。
その後、原城は2度と利用できないように徹底的に破壊されました。
いまでも掘り返すと人骨やロザリオが出土するそうです。
天草四郎の碑。
いまも生花が供えてありました。
天守は無いし、めぼしい遺構も残っていないけれど、なんという美しい場所なのでしょう。
やはり原城に来てよかった。
私は強くそう思ったのでした。
原城は続日本100名城(#188)です。
こちらも地味にスタンプを集めています。
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長崎新地中華街
(長崎市新地町10-13)
さて、ところ変わって中華街。
長崎には横浜、神戸に次ぐ中華街があります!
(※日本3大中華街)
「江山楼 新館」
或る食通の方から、「長崎ちゃんぽんを食べるなら『江山楼』さんがいいよ」と教えられ、向かってみればまさかの休業中。ぶわ。
年末年始だとこういうリスクもありますちゃね、まあ、仕方がありません。
「中華料理 王鶴」
対面の「中華料理 王鶴」さんが営業中で、しかも賑わっていたので人気なのかなと思い、飛び込むことにしましたよ。
正しき餃子道!
ぶったるんだ夜。
肉肉しい餃子でした!
特製長崎ちゃんぽん 1500円
ノーマルだとホタテや海老がなく、特製だと具が豪華になるようです。
白濁スープは豚骨と鶏がらのブレンドでしょう。
豚骨の中から出るゼラチンが乳化剤の役割を果たし、このようなクリーミィな白いスープになります。
やんみっ!!
特製皿うどん(細めん) 1500円
ちゃんぽんと並んで名物なのが皿うどんです。
細めんと太めんが選べますが、客の83%は細めんを選択していましたねえ。
細めんのほうがサクサクして食感が良いでしょう。
この料理については、”かた焼きそば”とか、”チョプシィ”とか、名称は異なりますが似た料理はいろいろありますちゃね。
酢を少しぶっかけて、味変しても美味しいよ。
以上、探偵の食卓!
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満腹で店を出るとイルミネーションがキラッキラ。
・・さあ、ハシゴすっぞ!
「中華菜館 春夏秋冬」
おやっ?
「中華菜館 春夏秋冬」さんの前で気になるものを発見。
テイクアウト販売のスナック類です。
「ハトシ」きたぁー!
長崎名物「ハトシ」!
関羽の前で立ち喰い探偵。
海老のすりみを食パンではさんで揚げたものですが、まあ、いわゆる「海老カツ」ですね。にゃはは。
私は海老スキー。
ぜったいおいしいやつー。
「中華料理 桃華園」
さらには台湾で食べて気に入ったあの味がここに!
角煮まんと大肉まんです。
んー。
これらについては、やっぱり台湾で食べた味には及ばないかな。
あー。はやく台湾にも行きてぇ。
(つづく)
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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王鶴 (中華料理 / 新地中華街駅、西浜町駅、メディカルセンター駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7