■ サキルカーンとインド料理をめぐる冒険 ■デリー(高岡市)■ スペシャルランチとボブライセット | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

  

 

 

今回の随筆は、デリーあわら店さんとカーン兄弟デリー高岡駅南店さんの話です!

 

 

 

 


 

或る日の デリーあわら店 / 2019年5月某日

 

 

・サキル カーン(近影)

 

やみ「あにちゃん! あにちゃんじゃないがけ!」

 

 

 

 

 雨ふる午後、急に思い立ってしばらくご無沙汰していた「デリーあわら店」に入店すると、”あにちゃん”ことサキルがいました。

 

 

サキル「やみちゃん、あなた、他の店ばっかり行ってる。

 ワタシ、Facebook みて全部わかってるネ」

 

 

そういって大笑い。

 

その表情は、やっぱりどことなく弟のウキルに似ていますね。

 

 

 

 

・・そうそう、もうご存知の方も多いと思われますが、ウキルに関しては、ホットスプーン(射水市)を退職し、現在、関東圏の某所にいるわけですが、この随筆でこれまでに多くの顔写真を載せていたこともあって、どこの店にいてもすぐに本人が特定されてしまうようです。

 

 

そのため、関東圏の複数の方から、「ウキルが●●●●で働いているのを見ました」という情報をいただいております。にゃはは。

(※情報いただき、ありがとうございます)

 

 

 

 

カレー店のシェフ、スタッフが流動的にあっちの店、こっちの店に異動するのは何もいまに始まったわけじゃありません。

 

 

特に、総料理長が異動した場合には、店の味まで大きく変わってしまうこともあり、それまで良い店だからと一生懸命応援していたのに、いざその声に応じて遠方から食べに来てもらったときには、(別のスタッフにより)すでにクオリティが低下してしまっていて、歯がゆい思いをすることもありました。

(※逆もまたしかり)

 

 

 

それゆえ、私は8年前から、随筆を書くにあたり、イミズスタンのシェフに「スター・システム©」を採用しています。

 

 

※これは故・手塚治虫 氏が、自身のマンガの人気キャラクターを幅広い作品に登場させたことに倣っています。

 

 

 

たとえば、「メガネ兄貴」(ムハンマド・カムラン)は現在、愛知県の「インターナショナルビレッジ」で大人気を博していますが、これもメガネ兄貴というスターを全面に出すことによって、店そのものよりも彼自身のファンを獲得することに成功してきたからだと自負しています。

 

ですから、仮に彼が今後また他の店に移ることがあろうとも(ぶわっ)、おそらくはその異動初日から彼の料理を食べたい人が殺到することでしょう。

 

 

 

 

同じように、サキル&ウキルのカーン兄弟にもスター性は充分にあります。

 

あにちゃん(サキル)は老舗「デリー」で。

弟(ウキル)は関東の某所で。

 

それぞれの場所で、お客さんから愛され、大活躍して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

スペシャルランチ 1030円

 

 

ナンがでかい!

さらには、ライスもついている!

 

 

 

 

 

 

やみ「・・・ああ、いいキモチだ。。」

 

 

 

 

 

 

↑ 日本発のデリー式コルマカレー

 

 

 

 

 

 

大学生時代に初めて食べてハマりました。

 

 

インドのコルマカレーとはまったく解釈が異なり、炒めたタマネギの旨さが際立つ一品です。

 

 

 

 

 

 

ラッシーを飲みながら。

 

 

 

 

 

 

富山の「デリー」は48年目を迎える老舗なのですが、帝都の銀座&上野にある本家「デリー」との関連性が気になる人も多いはず。

 

そのあたりの経緯は、「インド料理をめぐる冒険 その13」という小冊子に詳しくまとめられています。

(富山「デリー」創業社長の早川久嘉氏は2017年3月に逝去)

 

 

 

 

 

或る日の デリー高岡駅南店 / 2019年7月某日

 

 

 

さて、また別の或る日。

 

数年ぶりに高岡駅南店を定点観測に訪れました。

 

 

 

 

 

 

 

県内デリー各支店ごとに、若干の違いがあるのが面白いですね。

 

 

せっかくなら、高岡駅南店にしかないメニューを選んでみようかなと。

 

 

 

 

 

ボブライセット 1550円

 

 

じゃーん!

 

 

 

 

 

 

やっぱり でかいナンに加えてライスも付いてます。

 

戦車になるしかない。。

 

 

 

 

 

 

メニューに「チキンウインズ」と書いてある、手羽元を使ったカバブ。

 

 

これはよくマリネが効いていて美味しい。

 

無理に真っ赤に染めていない自然な色合いが好印象。

 

 

 

 

 

 

キャラチキン

 

メニューの解説には、

ココナッツミルクを使った野菜シャキシャキのカレー

 

 

 

ココナッツミルク系の甘いグレービー。

 

ん?野菜?

チキンのムネ肉が1Pのみ確認できました。

 

 

 

 

 

 

サグパニー

 

メニューの解説には、

ほうれん草とインドチーズのカレー

 

 

 

クリームがぐるぐる、とっても甘いグレービー。

 

15ミリ角のパニールが2Pのみ確認できました。

 

 

 

 

 

 

デリーカレー

 

メニューの解説には、

チキンを使ったデリーの定番

 

 

 

辛くない日本発デリーカリーですね。シャバ系です。

ブラックカシミールの方が人気あり。

 

ジャガイモが1Pのみ確認できました。

 

 

 

 

 

 

ガムシロップの味がするチャイ。

 

 

 

***

 

 

そんなわけで、いまなお新しいカレー店がどんどん誕生し、競争も激化している富山県のカレーシーンですが、老舗のデリーさんにも今後ますますがんばっていただきたいなと思いつつ、映画「アラジン」を観にイオン高岡南店へ向かったのでした

 


 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

※カレー会員募集中!
全日本ロティ普及促進委員会 (略称 ロティサークル
https://www.facebook.com/groups/1634191376809747/

 

 

***

デリー 高岡駅南店インドカレー / 新高岡駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

***


 

 

※アジア・インド食器販売 アジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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