■ カレー・猫にかまけて、猫ばかになる ■ 谷中草庵(富山市)■ 猫のおもちゃとカレーのお店!! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

 

「やみちゃんって、ですか?

 それともオコジョですか?」

 

 

 

って、いきなり失礼なやっちゃなー、キミ!

 

 

やみちゃんは、どちらでもないんだよ。

 

 

妖精さんですよ、妖精さん。

 

 

エルフとかドワーフとか、コロポックルとかね、そっち系なんだ。

 

 

まあ、猫族ではあるんだけれどもね。にゃはは。

 

 

 

 

 

或る日の 谷中草庵

 

 

 

谷中草庵(やなかそうあん)

 

(富山市高園町11-12)

 

 

 

 

カレー友だち3人から別別に、

 

「やみちゃん、まだ行ってないの? 谷中草庵。

やみちゃんの感想が聞きたいよ、はやく行ってきてよ」

 

と調査リクエストをもらったので、ちょうどオープンから1ヶ月がたった或る日曜日に調査に訪れましたー。

 

 

 

 

 

 

10年前に帝都の谷中(やなか)で手作りの猫のおもちゃを販売する web-shop からスタートされたそうです。

 

 

創業10年目にして富山市に移住され、猫のおもちゃ販売だけでなく、店主が大好きな「カレー(南インド料理)」も提供する店として業態を変更されました。

 

 

 

やっぱり「猫(Cats)好きはカレー(Curry)好きであり、カレー好きは猫好きである」という、私の『我らC系仮説』は正しいのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

カレーは日替わりで、店舗内外の黒板に提示してあります。

 

 

女店主(サッサさん)のワンオペであり、座席は6席。

駐車場は敷地内1台+離れて2台。

 

 

こぢんまりした店舗に付き、カレー3種の売り切れごめんスタイルは大変合理的だといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

無料トッピングがいろいろあってうれしいな。

 

 

愛とトッピングに餓えた私は欲しがり屋さんらしくトッピング全部乗せをリクエストです。

 

(欲しがるよなあ、、自分)

 

 

 

 

 

 

解説図。

 

どうやら何らかの具材を使ったサンバルは毎回あるようです。

 

 

この店では3種盛り以外ありえない

 

 

 

 

 

3種盛り(ライス大盛り300g)+トッピング全部

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、欲しがり屋さんによる谷中草庵フルバーストセット(仮称)がこちらです。

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

まず、ターメリックライスが”バスマティとコシヒカリ”のミキシング。

 

このひと手間がうれしいです。

それぞれの長所の良いとこ取りですよね。

 

いうまでもなく、バスマティのパラパラ食感。

コシヒカリの粘りと旨みです。

 

 

さりげない中にも、サッサさんのこだわりを感じます。

 

 

 

 

 

 

「サバカレー」

 

さらっさらのスープカレーで、私のような中年カレーレビュアーにもうれしい優しさ。漁師ホイホイですちゃ。

 

サッサさんいはく、新鮮なサバを圧力鍋で処理しているそう。

だから骨まで食べられるんですね。

 

サバ缶とは違うのだよ、サバ缶とは!

 

 

ちなみにサバの水煮缶、うちに大量にストックしてまーす。

だって私はサバスキー。

 

 

 

 

 

 

「トリブタキーマ」

 

こちらはブラックペッパーも効いたパンチ力ある一品。

 

まぜまぜして全体が引き締まる系。

 

 

 

 

 

 

「カブのサンバル」

 

サンバルのみ、1回お代わりできます。

 

もちろんお代わりしました。

 

豆汁感は弱め、サンバルパウダーがガツンとくるビシバシ系でもないのですが、暮らしのサンバルにはこれぐらいが心地よいです。

 

 

 

 

 

 

辛いものが好きな人用に卓上にはチリパウダーも準備されていますが、、

 

 

 

 

 

 

入れると味のバランスがおかしくなり、素材の持つ滋味が台無しになってしまうので、使わないほうが好みでした。

 

 

 

 

 

 

各種トッピングはほんとのオマケですね。

 

パクチーと玉ねぎアチャールは不可欠かと。

 

 

 

 

 

 

オマケ。

 

 

 

 

以上、

 

彗星のように現れた実力派のカレー店。

 

小麦粉を使わない、スパイスだけでつくる手作りカレーは、それこそ幼児でも食べられるぐらいに優しい表情をしていました。

 

 

富山県はパキスタン系の名店が多く、(それが成功してきた経緯もあるので)多量の油とスパイスを使用したスパルタンでパッキパキなカレーを提供する店が多いのですが、「谷中草庵」さんは、その対極に位置しているお店といえるでしょう。

 

つまりは、帝都に多い、「季節の食材を利用した、日本人の感性によるインド料理の普段づかい系カレー店」です。

 

 

これはまさに富山のような地方都市にはまだまだ少ない、足りなかったスタイルであり、実に貴重な存在であると感じました。

 

これまでは、こういう料理を食べたい場合は自作するしかなかったからです。

 

 

富山県のカレーシーンに、いろいろな選択肢が増えて益益充実していく。

 

こんなに愉しいことがあるでしょうか。いや、ない

 

 

 

***

谷中草庵インドカレー / 城川原駅越中中島駅粟島駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9

***

 

 

 

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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