Mango Mango / ダンブッラ ■ スリランカ遠征編[26] 石窟寺院門前でランプライス | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

『カレー探偵事務所』 開設9周年記念事業


 

◆◆ カレー遠征 2018 夏

 『やみちゃん、光輝く島へ往く!』 編

 

 

第26

 

 

「石窟寺院の調査前に”両替”と”腹ごしらえ”がしたい!

 

 

 

・・最初に空港で両替したスリランカルピー(= ●万円分)が底をついてしまった。

 

街の食堂でメシを食べるにしても石窟寺院に入るにしても現地通貨が必要不可欠。

 

 

クレジットカードを使って現地の「銀行ATM」から(現地通貨を)キャッシング引き出しすれば手数料も安上がりだと考えていたのだが、いかんせんコロンボを離れるとATMそのものがあまりない。

 

しかたがないので街中の銀行に飛び込んで両替を依頼することにした。

 

 

 

 

 

 

BOC(バンク・オブ・セイロン)のダンブッラ支店(?)を発見、中に入る。

 

 

結論から言えば無事に両替はできたし、空港内よりもレートは良かったのだが、いかんせん事務手続きに30分以上を要してしまった。

(※支店長との面談などがあり面倒くさい)

 

 

これでは(この方法は)次回以降は遠慮したいなと思いながら、「地球の歩き方」でオススメされていた人気レストランに向かった。

 

 

 

 

 

 

混みあうダンブッラの街道沿い。

 

 

 

 

 

 

(いつ作ったのか不明な)スナック類を売る屋台を眺めつつ。

 

 

 

 

 

 

Mango Mango / 大衆店 / ダンブッラ

 

 

店の名はマンゴーマンゴー。

 

 

 

 

 

 

観光地らしく、日本人や西洋人もいた。

 

 

とはいえ、地元スリランカン客が半分以上を占め、全体的な価格帯も低め。

 

 

 

 

 

 

店内イメージカラーはマンゴー色。

 

このあと行列ができたのでなかなかの人気店だ。

 

 

 

 

 

 

ベーカリーも併設。

 

 

 

 

 

 

謎の怪魚(?)も。

 

 

 

 

レジ横に気になるものが積んであったので近寄ってみた。

 

 

 

 

 

 

おお、これはいわゆる【ランプライス】ではないだろうか?

 

 

ベーカリーで売ることが多い、バナナの葉に包まれている”お弁当”的な位置づけのもの。

 

「バーガー人(※西洋人と現地人のハーフ)が考案した」だとか、「(具材に)〇と△は入れても、□は入れない」だとか、いろいろな俗説や解釈があるようだけれども、いまいち定義が定かではないもの。

 

さらには、スリランカンに訊いても「知らない」と言われることもある名称。

 

 

 

そういえば、まだスリランカに着いてから一度も食べていないし、現地の【ランプライス】を確かめてみようじゃないか。

 

 

 

 

 

 

そこでメニューを確認すると、テイクアウト用は上記の6アイテムだった。

 

全部「RICE & CURRY」扱いになっていて、しかもよく見ると一番下に「Lump Rice」と書かれている。

 

 

 

 

 

 

再度パッケージを確認。

 

すると、右列は「FISH」、中央が「OMLET」、という具合に中身が異なっていることが判明。

 

 

 

 

 

 

じゃあ「Lamp Rice」(※パッケージでは「Lamprais」表記)はどれかというと、写真のように、また別のものとしてちゃんと存在していた。

 

 

今までの僕の知識では、これらすべてが【ランプライス】に思われたし、ちょっと混乱したのでスタッフの美人ランカ嬢に質問。

 

 

すると、返ってきた答えはこうだった。

 

「「Lamp Rice」はビリヤニライスです。それ以外はカハバット(黄色いご飯、ターメリックライス)を使っています」

 

 

・・なるほど、とりあえず食べてみよう。

 

 

 

 

 

 

「Lamprais」 330LKR(=約220円)

 

 

 

 

 

 

バナナの葉を使ってパッケージング。

 

楊枝で仮止め。

 

 

 

 

 

 

開封之儀。

 

見た目は思いっきり地味で、”インスタ映え”とは真逆の世界(=インスタ萎え?)。

 

 

 

 

 

 

味付けがかなりスパルタン。

 

スパイス使いが容赦ない感じで、ジャンクさ、B級グルメ感が際立つ。

 

 

 

 

 

 

口腔内がヒリヒリして、これを毎日食べていたら体調を崩しそう。

 

しかしながら癖になる味わい。

 

 

 

なお、ココナッツミルクを使ったおかずは入っていなかった。

 

これはココナッツミルクが傷みやすいことに関連しているのかもしれない。

 

 

 

 

この店1つをとって【ランプライス】が何たるかを語ることはできないが、これはこれで1つの解釈だと思われ、勉強になった。

 

 

 

 

 

 

食べている最中に突然の停電。

 

スリランカの電力事情が垣間見られる。

 

 

 

 

 

 

「Mango Juice」 230LKR(=約150円)

 

 

せっかくの”マンゴーマンゴー”活動なのだから、店の名物であるマンゴージュースを飲まないとね。

 

 

 

 

 

 

これが大正解。

 

おそらくは天然の完熟果実をぜいたくにしぼっただけのネクターなのだろう。

 

とろみ、自然な甘さ、風味が完璧すぎた。

ストローの存在の耐えられない軽さよ。。

 

ちなみに、温度はぬるい。

だが、それがいい。

 

 

普段このような甘い飲料を飲まない僕が余裕で完飲。

 

 

 

 

次回予告

「探偵、ダンブッラの石窟寺院を往く」

 

 

***

 

 

 

※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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