■カレー・みつぼし■金澤ななほしカレー(金沢市)■石川県エスニック探訪3連チャン③ | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

Japanese Healthy Curry Rice

" Kanazawa Nanahoshi (seven star) Curry Shop "
- Reported by Curry Detective Yami chan -

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3連休いかがお過ごしですかー?

 

・・私?

 

私は胃腸の調子がすぐれず、家でおとなしく過ごしていますよ~。にゃはは。

 

まあ、(普段から暇人なので)3連休は気にしない!ぶわっ。

 

こんなときこそ、随筆化するのが遅れていた過去の調査内容をご報告するチャンス!

 

石川県シリーズ3連チャン③として取り上げたいと思います。

 

(※投稿内容は現在のものと異なる場合がありますのでご了承ください)

 

 

 


<或る日の ななほし>
 

 

・外観

 

北陸新幹線が『金沢-帝都』間を結び、金沢に来る観光客がどっと増えたといいます。

 

たしかに金沢には素晴らしい観光資源があるし、美味しいものもいっぱいありますからね。

(美人さんもいっぱいいますよ~)

 

 

 

 

『カレー文化の根付いた金沢から、

世界で一番 金沢らしい

「カレー」を提案します。』

 

 

・・ふむふむ。

 

ここでいう”カレー文化”というのは、いわゆる『金沢カレー』のことでしょう。

 

銀色の容器にごはん。

千切りキャベツにコッテリ濃厚ルゥーとトンカツ。

先割れスプーンでガッツリといただくアレです。

 

ゴーゴーカレー」が帝都で人気化し、地元の北陸にも凱旋FC展開。

改めて自分たちが愛してきたものは『金沢カレー』というものだったのか、と自我に目覚めた・・とされる、アレです。

 

 

・・では、「金澤ななほしカレー」のいう、”金沢らしい”カレーとは、いったいどんなものなのか?

 

 

 

 

金澤ななほしカレー

(石川県金沢市広坂1-2-18 中村ビル 2F)

 

 

私はその”答え”を教えてもらうために入店することにしました。

 

 

 

 

・店内風景

 

「21世紀美術館」近くの2階にある店舗。

 

立地は良いのですが、そんなに広くはありません。

 

窓の外に向かうようにカウンター席が並び、ソロ客も多いようでした。

 

 

 

 

・メニュー

 

そんな訳で、メニューは【金澤ななほしカレーセット】の1つのみ。

 

ただし、カレーは4種類(チキン、ビーフ、豆、気まぐれ)あり、その中から最大2種類を選択できます。

 

また、トッピングなどが充実しているので細かいカスタマイズをしようと思えばいろいろ出来るのが特徴です。

 

 

 

 

<食べる探偵・その1>

 

・チキン&豆

 

・チキンカレー

・豆カレー

・フライドオニオン トッピング

・スパイシーパンチ トッピング

・大盛り

 

 

 

 

赤道ラインにライスのダムを構築!

 

その両岸にカレー2種を配置するスタイル。

 

トッピング類はライスの上にまとめてありました。

 

ヴィジュアルがなかなか繊細で美しいです。

 

 

 

 

 

標準で「ナッツミルク」、「デザート」、「オリジナル和風ピクルス」が付いてきます。

 

 

 

 

・チキンカレー

 

皮付き、骨なしモモ肉。

肉量はそれなりに。

 

 

 

 

・豆カレー

 

チャナをメインに、マスール、ムングがミキシングでした。

 

お豆チャン補給に最適です。

 

いずれも皮付き、全豆です。

 

 

 

・トッピング

 

フライドオニオン。

 

 

 

 

スパイシーパンチ。

 

辛さはそこまでではありませんのでご安心を。

 

 

 

 

・製法にこだわりあり

 

製法に自信あり!

 

自信があるから、全部見せちゃっても大丈夫なのでしょう。

 

 

砂糖や化学調味料に頼らない

小麦粉も不使用

 

 

新鮮な野菜とスパイスだけを使い、手間ひまをかけて作っていることが分かります。

これは容易には真似できませんねえ。

 

 

 

 

そして実はベジタリアン、マクロビ、ビーガン、ムスリム(ハラール)対応

 

ニンニクも不使用というのがこだわってますね。

 

ニンニクは個人的に大好物ですが、ニンニクを使うと全部がニンニクの味に流されてしまうので、繊細な料理には向いていないと思います。

 

 

ここまで身体のことを考えた材料を使っているからこそ、さらっとして、食べていて安心な料理に仕上がっているのですね。

 

 

 

 

<食べる探偵・その2>

 

・ビーフ&気まぐれ

 

・ビーフカレー

・カボチャとココナッツミルクのチキンカレー(気まぐれ)

・温泉たまご トッピング

・スパイシーパンチ トッピング

・大盛り

 

 

 

 

カレーが4種類(※5種類あることもある)しかない店で、しかもたまにしか来ない、来られない店ですからね。

 

欲しがり屋さんの私は、当然コンプリートを目指すわけですよ。ええ。

 

 

 

 

・ビーフカレー

 

ほろほろのブロック肉がゴロゴロと。

 

 

 

 

・カボチャとココナッツミルクのチキンカレー

 

こちらは気まぐれ枠ですから、いつもあるものではありませんが、南インド風のチキンカレーでした。

 

具材のチキンはもう少し入っていても良いかなあ。

 

 

カレーのソースがカボチャのポタージュみたいで、

まさに”カレーは飲み物。”状態。

 

 

 

 

温泉たまごトッピング。

 

温泉たまごなので白身は最初からドロドロです。

 

黄身はつぶしてミキシングですね。

 

キミのハートに、やみキュン☆サマー!!

 

 

***

 

 

窓の外の金沢の街並み、人の流れを眺めつつ、

おいしく戴きながら考えました。

 

 

・・「金沢らしい」カレーとは?

 

 

なるほど、【金澤ななほしカレー】の回答は、

 

「新鮮で安心な材料をつかい、身体に優しいカレー。

毎日食べても大丈夫。

太らない。

食べていて罪悪感のないカレー。

見た目も繊細」

 

伝統工芸・伝統美術が息づく街として、ふさわしい回答でした。

 

 

 

しかし、一方で金沢市民は、ともすればその対極にある、『金沢カレー』を愛し、支持してきたわけです。

 

 

・・どっちが金沢らしいの?

 

 

 

そうか、どっちもか。

 

(歴史的にもそうだけど)一見矛盾する概念をも共存させ、

伝統を重んじ、それでいて変化を恐れない。

 

したたかに繁栄していく。(良い意味で)

 

それが金沢らしさなのかなぁ、と。

 

 

・・まあ、いいや。

またカレーを食べにいきますちゃ!

 

 

***

金澤ななほしカレーカレーライス / 野町駅北鉄金沢駅金沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

***

 

 

「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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