■カレー・プチ遠征2015冬(1)■ガラムマサラ(上越市)■上越にバイキングの名店誕生!の話。 | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。


全国の善良なるカレー市民の皆さん。

カレー探偵、やみちゃんです。


富山カレー王国(王都/富山県射水市)にあるカレー探偵事務所の所長をしています。

岐阜へのカレー遠征(※)報告の途中ですが、このたび上越市にプチ遠征してきたので、今回はそのお話をしたいと思います。

※主としてカレーを目的に旅行すること。ついでに観光も。


では最後までよろしくたのんますちゃ。



<或る日のガラムマサラ>


・入店前に





というわけで、さっそく2Fへ。


・外観



ガラムマサラ
(新潟県上越市大字富岡539-2 パティオ上越 2F)



実はこのお店、今回が2度目の訪問。

まさに定点観測に来たようなものですね。



ちなみに前回は、俗に『第二次 北関東カレー遠征』と称されるカレー19連チャンのラスト、19番目に訪問しました。

こちらは随筆化されていませんので、後日ご報告します。

(いつになるのでしょう・・遠い目)



・入口




昨年、2014年7月2日にオープンしたばかりの店です。

現在のところ、バイキングが主体の営業スタイル。

アラカルトもあり。



・店内風景



清潔感ある店内。

撮影時は空いていましたが、普段はカレー女子のお一人様やカレーファミリーで賑わっているそうです。


・バイキング



基本的にはカレーが4種類、その他の料理が2品。

あとはライス、ナン(ロティ)、ドリンク各種、スープ、サラダなど。

非常に充実していますね。




<食べる探偵>


・探偵の食卓




一通り取ってきました。にゃはは。

「ちょっとずつ色んなものを食べたい乙女ゴコロ」が炸裂ですちゃ。





では順にみていきましょう。



・カレー



この日のカレー4種。

「チャナダール」「ミックス野菜」「シーフード」「卵とネギ」でした。


(※参考/前回訪問時は「マトンと冬瓜」「キーマと卵」「ミックス野菜」「ダルタルカ」)



・ミックス野菜より




やみ「えっ? 野菜カレーにチキンが?」


ブッブー。

これは、”トマトの塊”でした。

ゴロゴロリンです。



・シーフード



シーフードは、モンゴウイカ(カミナリイカ)の2センチ角と、小エビ、アサリがザックザク。

画像は”清め”済みの小エビ。(18禁)

イカの占める割合が高め。

ココナッツミルクとマスタードシード、スターアニスが印象的な南インド風。



・スターアニス活動



ちいさなヒトデ発見!

うそだぴょん。

四川風中華料理では「八角」としておなじみですね。

北インドのカレーには滅多に使いません。



・ネギ



「卵とネギカレー」です。

ゆでたまごがゴロゴロとホールのまま入っていました。

ザイカ(富山県射水市)ではよく見かけますね。


白ネギが”スキヤキ”ちっくにゴロゴロリンです。

これがまた卵カレーに合いまくり!

ピリッとしたネギ汁が卵黄に絡んで溶けて、一つになってアイラブユー。

こういう斬新な素材使い、只者ではありません。



・ロティ




じつは、黙っていたらテカテカNAANが出てくるのですが、裏メニューでロティがあるんです!

これは好印象。

薄焼きパリパリ、なかなか秀逸なタンドールロティでした。

これはオススメ。



・おかずなど



この日のおかず2品です。

「インド風焼きそば」は(ネパール風)チョウミンのような。

あとは野菜のパコラでした。

フレッシュ野菜使用です。



・スープ



卵スープ。



・謎の赤い水を飲む探偵の図



色のついた砂糖水・・。

もとい、ローズウォーターです。

薔薇のかほりが、たまらんちん。



<まとめ>


そんなわけで、これだけ充実して1000円のカレーバイキングは、全国的にも稀有のものですね。


富山カレー王国にもバイキングを出す店はありますが、残念ながら、(バイキングでは)この店には勝てそうもありません

だからこそ、わざわざ100kmを遠征するわけです。


ホールスパイスはケチらず、ガンガン使いまくり

クミンシードがちゃんと目視できます。

カレーリーフ、カシア、スターアニス、カルダモン等も目視できます。

(あなたの食べているそのカレー、ちゃんとクミンシードが目視できますか?)



またカレー4種は、それぞれ味に違いがあるようバランスを考えて構成されています。



店主は在日30年のパキスタン人紳士でした。



素敵な方なのでカレー談義していると、過去には俳優業もされていたそうで、なるほど納得。

※若い頃に西城秀樹氏と撮った写真をみせてくださいました。



なんでも、シェフは2名いて、

一人はパンジャブ人。(北インド&東インドカレー担当)
もう一人はムンバイ人。(西インド&南インドカレー担当)

とのこと。

熟練のガチシェフでした。


こんなに馬鹿正直にカレーを作っていたら、儲けはほとんどないはず。

そう指摘すると、

店主「儲けばかりを考えるのではなく、本当のインドカレーを提供したいんです」

とのこと。

素晴らしい。。その言葉に嘘はありません。


やみ「富山にも支店を出してくれんけ? ヘビロテしたいちゃ」


本音です。


すると、「富山にも土地は借りているので、条件が整えばいつの日か店を持ちたい」とのこと。


実現したらいいなあ。


さしあたっては上越市内の国道沿い(マクドナルド近く)に2号店を予定しているそうです。



・食後の感想



スミマセン、間違えてうっかり「黄金城」って言ってしまいました。

やみしょぼん。


***

ガラム マサラインドカレー / 春日山駅高田駅直江津駅
昼総合点★★★★ 4.2


***


やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」