返事が聞こえない

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病院や郵便局などの受付で、名前を呼ばれても「はい」と返事をしない人の方がいつの間にか大勢になってしまったようば気がしています。

「はい」ということばにはさわやかな響きがあります。
何にでも「はい、はい」と従うのではなく。

親の言いつけに「わかりました」と返事をしていたら、「わかりました」という相づちはやめてほしいと言われて、はっとしました。
それからは「はい」とか、「悪いけれど、今はできない」と答えるようにしています。

心から分かったというメッセージではないことだけが伝わるような雑な使い方をしていました。

親が高齢になり、次々に「これをやって、あれをやって」とお願いされることが多くなりました。
私も高齢になっているので、「そんなにぱっぱっとできません」と口答えしました。
次々に言わないと忘れてしまうのだそうです。なるほど。
「急がなくてもいいのだけど」とか「順々にやればいいから」とか却って気を遣われています。

家族以外の人に対しても言葉遣いをこうしてほしい、ああしてほしいと言い合えるかと考えると案外難しいものです。
私は今後とも病院の受付で「皆さん、名前を呼ばれたらハイと言うようにしたらよいのではないででしょうか」と発言しないことでしょう。
受付で返事をしない人も、就職の面接の時は「はい」と答えることでしょう。

高齢の人と付き合うようになって、耳が遠い人には、正面から、はっきりした声で、ゆっくり話した方が通じやすいことがわかりました。メモや図で整理したり、身振りを入れたり。
耳が遠くない人にも、同じようにすればいいのですね。

「耳が遠い」という表現はいつごろからあるのでしょうか。なかなかすてきです。

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