こんにちは、衛生士の加藤です。
めっきり秋らしくなりましたね
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
私事ですが、来週は息子の運動会があり、今から楽しみにしています。
今年は組体操をするそうで、日々がんばっています。
私も、成長できるように、これからも勉強してまいります
今回は歯周病と全身疾患の関わりについて、おはなしさせてもらいたいと思います。
歯ぐきの炎症をおこしている初期の状態を歯肉炎といいます。
それが進行すると、歯を支えている骨を少しずつとかしていく歯周病になります。
歯周病といえば、進行すると歯がグラグラするというイメージですね。
しかしそれだけではなく、糖尿病や心臓病にも影響を及ぼします。
運動不足、ストレスなどの生活習慣、食習慣以外にも歯周病菌が関係
することが、わかってきています。
歯周病菌は腫れた歯ぐきから血管内に侵入し、全身に回ります。
歯周病菌の刺激により、動脈硬化を誘導したり、血糖値に悪影響を及ぼします。
歯のためにも、全身疾患のためにも、口腔ケアはとても重要です
私は、老健施設を訪問させていただいております。
現在もこのような全身疾患をかかえていらっしゃる方が、大勢入居されていらっしゃいます。
このようなご老人の方へ口腔ケアをしっかりさせていただき、歯周病の、あるいは全身疾患の進行予防につなげていくのが訪問歯科診療です。
もし皆様のお身内の方やお知り合いの方で老健施設にご入居の方がおられましたら、定期的な訪問歯科による口腔ケアフォローをおススメしてあげて下さいねっ。
ご自分で通院できる皆様は、ぜひ医院に来院していただき、定期的な専門的口腔ケアを受けてくださいねっ