支援者の皆様へ / 2014-11-10 | やまゆり ファーム

やまゆり ファーム

原発事故の影響で警戒区域に指定されている圏内で、 殺処分対象となっている牛の殺処分を認めない畜産農家と、いのちを守りたいと願う個人の有志が運営していた「旧ファーム・アルカディア」から引き継ぎ、2012年7月に発足した、やまゆりファームの活動レポート!

支援者の皆様へ

この度の件につきましては、ネットの情報などで、皆様に大変ご心配をおかけしていますことを深くお詫びいたします。
先のブログでやまゆりファームが「希望の牧場」から請求された約878万円という金額を代理人の方を通して公開させていただきました。
これについて、ご支援者の方々より
●請求の内容を詳しく知りたい
●どのような経緯で弁護士へ依頼する事になったのか
などのご質問を多数いただきました。
お一人お一人へ説明する事も難しいこと、ご理解をいただくためにも
今回、皆様よりお時間をいただいたお陰で準備も整い、牧場より届いた請求書全てと請求にまつわるメールのやり取りの全容をブログにて公開させて頂きます。

請求書は2通あります。
最初に手渡しされた9月21日付のものには、やまゆりファームはサポーターの皆様との動物愛・終生飼養のお約束もあり、実験や研究に参加しないと当初より表明していたのにもかかわらず、この請求書には臓器放射線分析費用などが含まれていました。また見たことも触った事もない車両に関する請求等が含まれていた為にこれについての疑問を牧場にお返ししました。
この請求書をいただいた9月21日付約878万円の支払い期限は9日後の9月30日でした。
この最初の請求書の上記の点について見直し頂いた訂正版を、10月初めにクロネコヤマトメール便にて牧場で受け取りました。
この2回の請求書について掲載し、公開致します。

http://yamayurifarm.net/doc.html

この後、こちらからは、負担の割合、内容についての話し合いをお願いしましたが、いただいた何通かのメールでも話し合いには触れてはいただけませんでした。
また、約878万円と大変高額な金額の為、領収書などの確認をしてからのお支払いをお願いしましたが、これについてもこちらからの要望は実現していただけず、早急の振り込みだけを迫られました。

やむを得ず、なんらかの話し合いの場を作っていただくように、弁護士に相談をしたのが経緯です。
メールのやり取りは次の通りです。なお、携帯メールのやり取りのみで書面でのやり取りはありませんでしたので、読みづらいことをお許しください。

http://yamayurifarm.net/mail.html


以上の経過から、やまゆりファームとしては調停の場をお借りして、きちんとした話し合いをさせて頂きお支払いすべきものについては、気持ちよくお支払いしたいと考えております。
また、早く牛たちの世話ができるよう努力をしてまいります。みなさまのご理解をいただきますようよろしくお願い致します。