いつまでも暑い‼️暑い暑い暑すぎる🥵

でも、空の色や空気に、夏とは違う秋の気配を感じる

子供の頃、私はこの「まだ暑いのに夏ではない気配」が無性に寂しくてどうしていいかわからず、自分を持て余していた…


昔はこんなに暑くなかったし、もっと風が(それも涼しい風が)家の中を吹き抜けていっていた気がする…

もっと爽やかな夏の日に、母が梅干しを干しているのを見ながら縁側で汗をかいて、蝉の声を子守唄にお昼寝をして…

同じように過ごしているのに、突然、昨日とは違う秋の気配が迫ってくる。空の色、雲の色、風の色…

周りを包む全ての空気…

急に無性に寂しくてどうしていいかわからなくなる…

それがとても苦手だった。そして、その期間は今より長かったと思う

そして、秋も春も、もっと長かった…


さだまさしの防人の歌を初めて聞いた頃は、その歌詞、春は死にますか?秋は死にますか?私が愛する全てのものは逝ってしまいますか?

…がよくわからなかったけれど、

両親が他界し、季節がめぐるなか

季節も、人の心も、色々なものが少しずつ死んでいっているように思う。





それでも、こんな美しい虹がかかると、そこに希望や未来が見える…気もする


あの美しい虹の空の向こうに、みんないるのだろうか?