少々古いネタですが(^^;

 帝国データバンク(TDB)が

 今年1月に発表した

 2014年

 全国企業倒産(負債額1千万円以上の法的整理)

 調査によると

 1990年以来

 24年ぶりに上場企業の倒産がなかったそういです

 いまさらながらに驚きです

 倒産件数も2006年以来

 8年ぶりに1万件を下回る結果に

 日銀の大規模な金融緩和で

 企業の資金調達が楽になったことが

 主因と思われますが...

 TDBレポートを精査すると

 昨年の「休廃業・解散」は減少したとはいえ

 2万4106件もあったと分析

 各社報道は

 「株価上昇などアベノミクスの“高揚感”を煽った」

 感があり

 好景気を印象付ける記事構成でした

 TDBは
 
 「今後も、時代の流れに合わせて変化できない企業
 
 企業規模格差の優劣が際立っているような業界の零細企業などは
 
 淘汰されていくことが想定される」

 と予測(^^;

 TDBの姿勢は一貫して中小企業の「後継者不足」を杞憂してきました

 今回も

 「代表者年齢の高齢化が進み

  70歳以上の構成比が10年前に比べ13.7ポイントも上昇している」

 と報告

 2014年に「休廃業・解散」した企業のうち

 76.6%が後継者不在の状況であったといいます

 近年、大手企業では、取引先企業の選定に対し

 事業の継続性

 つまり
 
 後継者の有無を重視する傾向があります

 事業承継を進めておかなければ取引先を失う、なんて

 局面に遭遇する可能性が高まるということを

 中小企業経営者は理解する必要があります!


 継続企業に限らず

 創業時または一人起業家も

 お客様のことを考えたら

 後継者を考えておくのは

 当たり前と、私は思いますが

 皆様はいかがお考えですか?!