私の「音楽へのみち」を少しずつ書いていきます。自分自身のふりかえりと、勉強してきたこと。
そして、これから勉強したいことを、「書くことで、整理したいなあ~」という思いからです。
今日は、パート①
【私とピアノとえりちゃん】
小学校まで、父の転勤で岐阜市内のアパートに住んでいました。
同じアパートに4歳年上の【えりちゃん】という女の子が、ピアノを習っていました。
生活の中心は、えりちゃん。
朝起きたら、えりちゃん。
ピアノを弾いてよっ!えりちゃん。
マルシンハンバーグが焼けるえりちゃん。
秘密の引き出しに何が入っているのか?知ってるのもえりちゃん。
金魚のナントカみたいに、ずっとついてまわって。遊ぶとき、登下校も。家族ぐるみでもお付きあいがありました。
《左側がえりちゃん、やっぱりキレイな美人さん!ですね。二家族でイチゴ狩りに行ったときの一枚です。服装も真似してた感。》

ある時、
えりちゃんが、♪猫ふんじゃった を弾いていました。そして、私に教えてくれました。夢中で覚えました。
一緒に弾ける、一緒に音が鳴る、うれしくて、うれしくて。
「私もえりちゃんと一緒にピアノを習いたい」
年長の春から、バスに乗り、先生のお宅まで通いました。一人だったり、母と一緒、えりちゃんと行くときも。。
初めは、親戚から譲ってもらったオルガンで練習していました。
でも、ピアノじゃない。。
オルガンは、ふんわり柔らかくって、音が出るのに時間がかかる。きれいじゃない。ピアノがほしくてほしくて。。ほしくて。。
【買ってもらう作戦】を考えました。
【鍵盤足らない、アピール作戦】です。
右手、1オクターブ高く弾き始めて、
「あれっ鍵盤足らないよっ」
と、両親に云うのです。バイエルの後半の曲だったかなあ・・(ウソってバレてたかな?)
念願かなって、小学1年にピアノがやってきました。
アパートに。。。
エレベーターもないアパートの2階に、ピアノがきました。床、抜けませんでした。
うれしくてうれしくて、ずっと弾いていました。
2階の角部屋でしたが、おおらかな時代でした。
遊ぶのは、【ピアノの先生ごっこ】
時々、【声楽の先生ごっこ】
学校の友達、えりちゃんと。
自分が勉強していた楽譜に、【マルのつけっこ】【注意書き】をしていました。(間違って、合格していない曲までマルつけしてしまい、ピアノの先生に叱られたことも)
ピアノ小曲集、バイエル、バッハ、バロックもの、歌謡曲、みんなのうた、アニメの曲(アタックナンバーワン、巨人の星、ゲゲゲの鬼太郎、、)
耳についたものを弾く感じです。
学校の曲には、伴奏、前奏、後奏、移調など、自分でいろいろ工夫して弾いていました。
朝の会、帰りの会、伴奏をしていました。毎日、ちょっとずつ前奏や伴奏形を変化させたり。
学校の先生や友達に認めてもらう喜び!
「ありがとうね!」ウレシい!
(男子から、テンポを注意されると「ムッ」としたっけ。)
弾くと、両親が喜ぶ。
発表会で大きなリボンをつけられる。
小学校3年の時、えりちゃんが引っ越しました。
しばらくして、私も。
父の転勤が決まったのです。
私の初めてのピアノ、
現在も、リトミックの部屋で活躍中です!
↓
その後、、
2021年4月〜場所移動しました。
「コロナの感染症対策」として、
①グランドピアノ→生徒さん
②下記のアップライトピアノ→山内用
二台並べて弾いています。
2020年全面修理して、いまも現役ピアノです。
