今の時代、地域密着型で、個人で営む病院・治療院でもホームページを持っていることは当たり前ですね。

 

しかし、本書『新規&リピーターがどんどん増える 治療院「ウェブ集客」の成功法則』の著者は、ただホームページを作れば集客できるわけではなく、「客が来るホームページを作る」ことが重要と言います。

 



たしかにホームページ作りをしただけで検索下位だったら客は来ないし、上位でもホームページが微妙だったら予約されない。
なので、客が来るようにホームページを作るということが大切ですね。

本書では、成約率を上げるコツ、地域ナンバーワンになる重要性など、客が来るホームページの作り方について詳しく書かれています。

 

◆地域で一番の治療院を作る本書の戦略!

本書では、以下の3ステップで効果あるホームページ作りの方法を伝授してくれます。

1.地域一番になれる切り口を探す
2.売れるホームページを作る
3.アクセスを集める

これは正しいと思いました。

戦略としては、まずはエリアと切り口を絞ることで上位5%に入る。そうするとGoogleに評価され上位に表示される。
すると客が増え、それによる口コミでさらに客が増える、という流れです。

ある程度口コミが広がると客がさらに増えるのは、小学校のクラスで好きな人が1人の人気者に集まるのと同じ原理だといいます。
(みんなが言っているからよいものに違いない的な心理)

特化型の治療院なら、ウェブ経由で地域外からも客が来そうですね!

 

ちなみに口コミまとめサイトで口コミ数が0件というのは最悪の状況なので、もしそうなら治療に満足してそうなお客さんにアンケートへの協力をお願いすることが大事。

 

◆ホームページ作りのポイント

本書では、他にもホームページ作りの注意点として
・オープン3ヶ月前からホームページは準備しておくこと
・競合の多い都会と競合の少ない地方でのウェブ戦略の違い
・成約率の目安はどの程度か

などポイントをいろいろと解説してくれていて非常にありがたい本です。

 

ヘッダーが最重要

ちなみにホームページ作りで最も重要になるのはヘッダーで、
ヘッダーには施術者の笑顔、大きな電話番号、知名度業種名だけあればいいそうです!
とにかく訪問者がストレスフリーに申し込みを完了できるように作ることが大切。
強みの説明とかはそのあとの話になります。

 

迷っている客をとらえるサブキャッチ

ヘッダーの次は、続きを読みたくなるサブキャッチが重要です。サブキャッチというのは、ヘッダーから少しスクロールしたところにあるリード文のようなもの。

 

本当に急いでいてすぐ治療したい人はヘッダーだけみて電話を掛けますが、まだ迷っているという人はこのサブキャッチをみて、電話をかけるかどうかを決めることが多いので、ここで後押しできるかどうかが成約率に影響します。

 

集客率の目安

ちなみにホームページを訪問した人のうち、実際に電話をかけてくれた人の割合を成約率としたときに、どのくらいの目安が最適なのか、についても本書では書かれています。

 

成約率の目安としては1%以上がよくて、1%を切っている場合はホームページの改善が必要。

 

この成約率の差は0.1%の差でも7年たてばマイホーム1軒分の違いにもなるような重要なファクター。

しかも成約率0.1%の変化というのは、写真1枚加えるだけとかで変わる程度の数値なので、投資に対するリターンが大きいです。

◆治療院の例が豊富

著者は様々な治療院のITコンサル実績があり、
・膝に絞ることで、肩こりとかの客も増えた接骨院
・激戦地の横浜を避け埼玉県の清瀬市に移転しV字回復を遂げた治療院
など、例も豊富。

移転というのはかなりレアなケースですが、ウェブで強みと顧客層が把握できていたからこその戦略なのだなと感じました。

他にも広告を出す際の法律上のポイント(違反するとサイトの強制停止もあり得る)、グーグルマップに上位表示されるようにするポイントなど、治療院ならではのノウハウも多いので、接骨院などの店舗型ビジネスを営んでいる人はぜひ読んでおきたい1冊!

 

オススメです。

 


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