友人から「短編集だけど最後にすべての話がつながる感じのでいい本ない?」と言われて、読んだ本の中で条件に合うオススメ本をピックアップしました。

 

この切り口で本見たことはなかったのですが、

改めて探してみると意外とありました。

 

その中でおススメの本を紹介します。

 

1.『死神の精度』(伊坂幸太郎)

2.『虹の岬の喫茶店』(森沢 明夫)

3.『阪急電車』(有川浩)

 

どれも読めば引き込まれる名作なので簡単に紹介します!

 

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1.「死神の制度」

 

 

日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作をはじめ、6つのストーリー。

 

「1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。」

 

世界観がとてもよいです。死神たちは人間と違う感覚をもっていて、でもどこか人間に通じるところもある。人間味はないけどなぜか憎めない。主人公と他の登場人物との関連は、「ゴルゴ13」とか「むこうぶち」に近いです。

 

一番オススメ!

短編集ではないですが続編の「死神の浮力」もオススメ!

    ↓これ

 

 

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2.『虹の岬の喫茶店』(森沢 明夫)

 

岬の喫茶店を一人で切り盛りする未亡人とそこに訪れる様々な客の話。家族や友情にかかわる話などハートフルな話が多い。ラストシーンでのつながりは思わず鳥肌たちました。オススメ。

 

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3.『阪急電車』(有川浩)

 

関西を走る阪急電車の乗客たちのドラマ。短編集のそれぞれがほかの短編と少しだけ絡み合っている感じがニクい。有川さん特有の恋愛観や心理描写の豊かさが売り。オススメ。

 

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ショートショートや短編集は普段あまり本読まない人でもとっつきやすいので、ちょっと本読んでみようかという人にもオススメです。

 

 

P.S.ちなみに学生時代、国語の先生からショートショートの定義は、

「原稿用紙20枚以下で、意外な結末があること」

と言われたの思い出して、「意外な結末」が条件ってこれ本当かい!と思い始める今日この頃。

P.S.2もっともとっつきやすいショートショートといえばやはり星新一だと思う。母親の世代から読み継がれ続ける名作の数々。作者の圧倒的発想力。

 

特に入りやすいのはこの辺。

・星新一入門書といえばこれ⇒『ボッコちゃん (新潮文庫)

・ちょっとブラックな話が癖になる⇒『悪魔のいる天国 (新潮文庫)

・イソップ童話のパロディ⇒『未来いそっぷ (新潮文庫)