『羅生門』『地獄門』『雨月物語』と日本映画に燦然と輝く名画の主演女優として世界に知られる京... | 美しい日本の恋 ~やまとなでしこ恋愛考~

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『羅生門』『地獄門』『雨月物語』と日本映画に燦然と輝く名画の主演女優として世界に知られる京マチ子さんです! まさに妖艶という言葉はこの人のためにあったかというほどのゾクゾクする名演で、目線ひとつで殺せそうな迫力が魅力です。 そんな切れ味鋭い京マチ子さんですが、ほんわかした作品にも名演を忍ばせてます^_^ 中でも1957年大映で製作された伊藤大輔監督作品『いとはん物語』では、おかめで出っ歯のいとはん役を当時の特殊ブサイクメイクで演じ切った姿はすごい!の一言です。 名前を伏せられたらこれが京マチ子さんだったのかとは絶対気づかない仕上がりなのです^_^ 作品は女の幸福はその顔の美しいか、美しくないかだけで決まるものであろうか? 不器量でおかめ顔の心優しい女の運命とは?といった内容です。 劇中、ブサイクのいとはんが素敵な鶴田浩二さんと山デートするという、いとはんの妄想シーンがあるのですが、この時だけいとはんは京マチ子さんの美女バージョンになっているのです。叙情的な音楽と相まって、それはそれは美しいシーンなのですが、気立ては優しいいとはんだけに、この時ばかりは、器量にコンプレックスを持ついとはんの胸の内が知れてきて涙無くしては見られないのです涙 この映画、ほんっとにいい作品ですので、機会があったらぜひ!観てください🌸 #女優さん #映画 #いとはん #美人とは #ブサイクとは #日本情緒 #着物で山デートは上級者

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