どーも。
ぺんとはうすヤマトです。

カラオケの夜勤での話。

昨日の深夜1時頃
学生5人が入室してきた。

5名とも学生。
年齢は成人3人(男1女2)
の未成年2人。(男2)
ソフトドリンク飲み放題で入室。
部屋に案内しようとしたら
成人の2人の女性が
コンビニ向かって走り出した。

俺は
「持ち込みはご遠慮頂いております!」
そう伝えたが無視してコンビニに向かった。

コンビニに入る所を見て
フロントの業務に戻る。

10分後カバンをパンパンにした
2人の女性が帰ってきた。

俺は
「申し訳ございません。持ち込みは…」


話してる途中に
カバンをパンパンにした女性は
ウサインボルトに匹敵する
スタートダッシュをかまし
階段で部屋に上がっていった!

絶対に元陸上部。もしくは現役。
そう確信したのは、さておき…

部屋に電話した!
「未成年のお客様もいますし、持ち込みはご遠慮頂いております。」

すると電話対応した男性が
【は?持ち込んでないわ!見に来いや!】

心臓にストレスとゆう名と負担が
かかったのが分かった。

でも待てよ。持ち込んだ女2人が部屋に
まだ到着しておらず
状況を知らない男が疑われて怒っている。

これなら分かる。俺は確認した。

「申し訳ございません。女性のお客様が今持ち込みをされたので、お電話致しました。女性のお客様は部屋にいますか?」

男の客【おるで。で、なに?】


いや、おんのかい!!!
お前絶対知ってるやんけ!!!
クソガキ降りて来い!!!

時給が発生している以上
そんな事も言えない。

俺「女性のお客様にかわってもらえますか?」

女【何?】

俺「持ち込みはご遠慮頂いております。」

女【持ってないねんけど!じゃー見に来いや!キモいねん!】

電話を切られた。


イライラが止まらなかった。
俺に余裕がないのか?っと冷静に考えた。

俺が、もしも…
①芸人として売れていて
(売れたらバイトやってないやん!
とゆう意見は今はなしでお願いします。笑)

②彼女もいて
③貯金もあり
④国民から絶大なる人気
⑤お笑い界で地位も確立

そんな状況で(心に余裕がある状態)
8歳も年下のクソガキに

【じゃー見に来いや!キモいねん】

そう言われたら俺は、どう思うだろうか?

うん。それでもムカつく。
俺に余裕がないのではない。
この女の態度に問題があると確信。


俺は、とりあえず部屋に行った。
持ち込みを没収するために。
確認したが部屋に何もない。
あのパンパンに膨らんだカバンは
空っぽになっていた。

どこかに隠したのだ。
女は酒なんて買ってないと粋がる。
持ち込んでないと認めない。

名探偵ヤマトが本気を出す。

店前のファミリーマートに入ったのは目撃した。
その時間も覚えている。
俺はファミリーマートに向かった。
店員さんに事情を説明して
何を買ったかを聞いた。

顔馴染みの店員さんという事もあり
アルコールの缶酎ハイを15本
買ったのを教えてもらった。
よし。勝った。

俺は店に戻り、お客さんに
「ファミリーマートの店員さんにも聞きました。買った商品出してもらってもいいですか?」

女【証拠見せろや!持ち込んでないねん!早く部屋から出ていけや!】

俺「警察呼んで対応してもらう事になりますけど大丈夫でしょうか?」
※この魔法の言葉で
ほとんど解決するんだが
この女は真っ直ぐ俺を見て

女【呼べや!とりあえず出ていけ!】

魔法の言葉がきかなかった。
俺は部屋から出された。

もう1度言う。
8歳も年下のクソガキだ。

俺がランドセルにも慣れてきて
割り算をマスターしようとしてる時に
病院で生まれた女の子。

俺が成人になって居酒屋で
「とりあえず生」っとデビュー戦を飾った時
まだランドセルを背負っていた女の子。

そんな女の子に
俺は暴言を吐かれ部屋から追い出されのだ。
しかも向こうが悪いのに。

情けないと同時に絶対に
この戦いは負けれないと誓った。

俺は警察官を呼んで事情を説明。
警察官が
「未成年もいるんで飲酒はダメなので退出させますね。」

俺「お願いします。ただクソ生意気ですよ!」

警察官「大丈夫です!任せて下さい」

警察官と一緒に学生の部屋に入った。
警察が退室を促す。
結果は変わらなかった。
国家権力にも屈しないクソガキ集団。
少し尊敬すら生まれた。

部屋を出て一旦警察官と作戦会議した。

警察官「こんなにムカつくクソガキ久しぶりです。めっちゃ腹立ちますね。」

共感者が1人増えて
めちゃくちゃ嬉しかった。

警察官「ファミリーマート行って防犯カメラ見に行きましょうか。万が一店員さんの人間違いの可能性だったら大変ですので。僕が、この目で確認してお酒買ってる所見たら言い逃れさせません!」

警察官とファミリーマートに行き
店員さんに防犯カメラを見せてもらった。
するとバッチリお酒を買う所が
カメラに写っていた。
さらに警察官は言い逃れされないように
レシートを再発行してもらい
またカラ館へ戻った。

もう言い逃れはできない!
待っておけ!クソガキ集団!!!

クソガキ集団の部屋に入り
警察官が
「この目で防犯カメラで確認した。店員さんも迷惑してるから、もう認めるだ!」


もう謝罪して退室。
他の選択肢があるなら教えてくれ!


すると女は
「買って外で飲んだけど何?成人が酒買って飲む事の何が悪いの?持ち込みしてない。証拠だせや!」


他の選択肢があったとは。
古畑任三郎も苦戦する戦だろう。

部屋を出されて
(何度追い出されるねん!笑)
警察官と最終ミーティング。

警察官が
「館内に隠された缶酎ハイを探しだすしかないですね。レシートもありますので、これは言い逃れできない。何としても見つけましょう!!!」

お互い目標は同じだった。
まるで甲子園を目指す高校球児の眼差しで
熱い情熱をもって缶酎ハイを探した。

空いてる部屋70ルーム、トイレ、階段
ありとあらゆる場所を徹底的に探した!

探す事30分!
ついにトイレの便器の裏から
大量の缶酎ハイを発見!
レシートと照らし合わせても同じ商品。

その時の感動といったら…
最後のアウトをとり甲子園の切符を
掴み取ったバッテリーの感覚に似ていた。
(甲子園出場していないので、あくまでも想像)

完璧な証拠品を持って部屋に向かった!
ドアノブの握りが、いつもより強いのが
分かった。クソガキ集団に証拠品を提示。
脚本家の台本を見るまでもなかった。
罪を認めて謝罪。それ以外の展開などない!


クソガキ集団の1番生意気な女が口を開いた。




「だからなに?」


いや、開き直るんかーーーーい!

少し笑ってしまった。
話してる時間が無駄だと思った。
俺は半分諦めかけたけど警察官は
そんな奴らを許す訳もない。

10分ぐらい話した結果
クソガキ集団は今後アルコールの持ち込みを
しない約束をさせ退室させてくれた!

お見事です!

無事、一件落着した。
警察官は別の所で事件が発生したらしく
すぐに次の現場に向かって行った!

警察官はカッコいい。心底思った。
来世は警察官も悪くない。
本当に毎日お疲れ様です!
日本中の警察官に敬礼!!!