主夫から主婦見習いに。
家内が入院して、
月に4日ほどの主夫から、
家内がやっていた主婦の全てを
毎日やることになりました。
病院までタクシーで行く?と私。
歩いて行く、と家内。
ガラガラスーツケースを、
家内の自転車に乗せて、
ゆっくりゆっくり病院に。
入院手続きをして、
個室をお願いして、
病室に行きました。
個室だから、面会時間に、
娘たちも、孫たちも来られるね、と。
17時頃に、担当医の先生から、
病状と今後の治療の説明があります、
と看護師さん。
優しい。ははは、私が30年ほど以前に
教えた高等看護の女子たちとは、
かなり感じが違う。
いや、彼女らも戴冠式の神妙な写真など、
なかなかだったな、など思い出しながら、
家内に、良かったね、と。
本当に、看護師さんたち、
家内は、時間で回って来られるのを
楽しみにしていました。
17時に、私もはっきり
病魔の正体を目にしました。
三、四日の主夫から、
毎日の見習い主婦になりました。
では、また。