今月使おうと思っていた

雪もち金笹帯

 

 

ずっしり重い

鬼シボのような鮫小紋は

冬にまといます

久々の出番だわ

 

 

 

お出かけ先は

老舗料理旅館の四季亭

 

奈良ホテルのすぐ近くにあります

 

 

興福寺管主さんのお軸が迎える玄関

 

 

まず茶室に通されて

一服いただきます

 

 

軽いお菓子だから

いただけたわ

 

 

赤膚の龍さん

 

わたしも先日、違うお窯のものを

手に入れました

 

 

お軸は東大寺長老の定海さん

 

 

お部屋が良かったわ

レストランと違って

ゆったりくつろげます

二間続きの広いお部屋

 

 

夜はお泊まり客でいっぱいと

聞いてお昼にしましたが

正解でした

 

宿泊のお部屋でいただけるのね

 

 

 赤膚焼の鈴香炉に入った

甘鯛とウニ

 

 

1/4の大きさという

東大寺古瓦に乗る

赤膚のお皿に

百合根饅頭や福豆など

 

 

くわい、苦手だったのですが

おいしかった

松笠の形で揚げ焼きなのね

おせちについに加えるかも

 

ちなみに

慈姑と書いて

くわいと読むって

初めて知りましたw

 

 

春日さんの下がり藤のお椀にて

 

 

 

カニのすり流し 真丈

お造りもおいしかったわ

 

 

紙でしっかり覆われたのを

そっと外すと

 

 

四季亭名物の招福餅

月替わりで今月は

粟万寿

 

こちらも赤膚香炉

定海さんの但し書き

 

奈良らしいですね

 

 

先日わたしがつくった

骨ごといただけるアラの

ぶり大根とは別物の上品さw

 

 

織部の器に和牛のステーキ

金山寺味噌

 

このころわたしはお腹いっぱいで

一切れいただき

あとはオットのお腹へw

 

 

アサリ雑炊と

奈良漬三種 

手前のはスイカです

 

 

お隣のお部屋への額は

西大寺長老、実道さんの筆

禅語の「福聚海」

 

 

奥は定海さん

 

 

ゆったり過ごしました

 

 

デザートが運ばれて

 

 

古都華のイチゴに

クリーミィな嶺岡豆腐に黒蜜

 

 

こちらも西大寺、実道さんのお軸

 

東大寺、西大寺、興福寺と

お軸も奈良の老舗旅館らしい

しつらえでした

 

 

静かでした

 

しみじみと

良い時間を過ごすことができました

 

合掌