今は亡き人の功績と繋がるご縁 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

「今は亡き人の功績と繋がるご縁」

こういったご縁はですね、
皆さんご経験があることと思われます。

今日は
自分の拙い経験話です。

先日
法隆寺の長老の住まい(庫裏)へ
お勉強と本創りの打ち合わせに
行ってまいりました。

私のお世話になっている出版社は、

60年前に先代が、
印刷業からスタートしており、
新な事業展開として
3年前に出版業をはじめたんです。

今の社長は二代目です。

先代は16年前に他界しました。


『僧力結集』は、
出版業をはじめて5冊目に
上梓された本なんですね。

長老の自坊にて、
『僧力結集』の
ご紹介をしてから、

出版社の経緯について
簡単にお話しさせて頂きました。

その中で
印刷業時代の社名を
お伝えしたところ、

長老は本棚を探しだして、
冊子を取り出されたんですね。

『法隆寺年表』というものでした。

そして
「ここではないですか?」と

奥付(巻末に入れる発行日、社名、制作者名)
を私にお見せになったんです。

そこに書かれてあったのは、

今の印刷会社の前身の社名でした。

昭和44年と記されていました。

42年前というと、

当時、先代が40代後半で、
長老が20代後半の年齢です。

このとき、
「もっと年表だけでなく
本を出された方がいい」

と先代がおっしゃったのを
長老は覚えておられました。

長老はその後、数多くの本を
上梓されておられます。

講演も毎年多くされています。

『法隆寺年表』は
印刷業でできたことなんですが、

本創り業は3年前、
つまり先代が亡くなられたあとに
立ち上げたので、

その後の長老とのご縁は
今回の本の企画によって
再び繋がったということに
なったんですよね。

先代の時代のことまでは
社長も把握していませんでした。。。

私ももちろん
そのようなことであったとは
知りませんでしたし、

私は以前、別の仕事で長老に
お世話になっており、
そのご縁からの再会でしたので、

先日の再会では、
驚きと感動で胸がいっぱいになりました。

今回の企画本は、
『僧力結集』と同様に

いいご縁に恵まれました。


っと、

まだ企画を立てたところでした!

全ての繋がりに感謝をしています。


ブログを読んで頂き
ありがとうございました!









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