民主主義国際連盟を目指せ
前回までの、“「アメリカは」二つ存在している!”の引用シリーズは、様々なリンクからのアクセスがあり、結構反響があったようである。この本は、序章から工エエェェ(´д`)ェェエエ工工と驚きがあるくらい、面白いので保守の人は必見です。次の引用シリーズも準備中ですが、全てを紹介するわけにもいかず、やはり、著者に印税収入を増やす協力をすると共に、次の執筆活動にも気合いが入るかも知れませんし、何より礼儀でもあります。これらを知っていると右往左往する事が激減し、真性保守対売国左翼の対決に向け、日本国を健全な国家を取り戻すため、ぜひ、購読をお勧めします。いや、読まなければならない本だと感じています。2,000円という価格は、あの重厚な内容からすると割安だと思います。
【ズルい思想性】
左翼の人はよく、政治指導者は同盟国米国のために自衛隊員を殺す命令を下せるのか。と、訴えかける論調をたまに見かける。では、米国大統領は日本のために、米兵に殺す命令できるのか。という論理に到達することになる。さすが、超個人主義の自分勝手な言い種である。これを言い出したら、同盟国としての存在の意味がない。同盟国とは、相互補完の関係が望ましく、一方的に米国に守護の責任を押しつけることは、結局、いつまで経っても日本の真の独立が実現できない。米国の支配を批判するのであれば、自由主義を望むのであれば、日本の自衛隊は軍隊として格上げし、憲法9条を改正し、軍事活動の制限を普通の国家並みに緩和させる必要がある。これは、戦争のための準備ではない。護国のための準備である。世界第二位の経済力である日本を自国で守護できないのも、いつまで経っても他国から様々な戦後賠償を要求される要因なのである。日本が経済的に破綻するまで絞られ続けるだろう。中共は今や軍事大国化が進み、着々と日本を侵攻できる能力を蓄えつつある。中共はアジア覇権の実現、世界覇権の実現のためには、どうしても日本を叩き潰す必要があるのだ。お金や話し合いで解決できるなどと言う論理は、北朝鮮問題を見れば、いかに難しいか身に染みて経験している筈である。こちらが、武器を持たず平和に解決しようと提案しても、相手は弱みにつけ込み、ますます要求のハードルを上げ、問題解決に向け努力するなどという姿勢さえ見せることはない。それでは、どうやったら解決できるか。軍事力は、外交交渉をする上で後ろ盾となる。軍事力と政治力は一体なのだ。答えは、そこにある。
【安倍政権は憲法改正を強行しろ】
在米ジャーナリストのマイケル・ヤナギ氏はSAPIO誌で「ワシントンにおいて、米国最後の知日派が全てブッシュ政権に集結しており、政権外にはもはや親中派しか残っていない」というインサイドレポートを発表している*¹。日本に自立と対等なパートナーとして望む最後の米国内勢力ということである。中共のロビイストが米国政界への浸食が進み、日本に残された時間は、もうわずかしかないのである。日本の将来を定める重要な時期に、慰安婦や何とか発言で躊躇している場合ではない。仮に、慰安婦決議が強行採決されたら、米国民主党に対し、原爆投下や東京大空襲などの大量虐殺の罪を日本人は責める事になるのである。そもそも、安倍政権に期待していたのは、ブレない政治姿勢を評価していたからである。今こそ、その国民の期待を一心に受け、左翼マスコミの戯言など耳をかさず、真の日本独立に向け、憲法の改正を望む。左翼勢力は、ソ連が崩壊した今、日本も憲法改正を行った場合、敗北感で心神喪失してしまうかも知れない。それ故に、あらゆる手段を用い、大声で反対するだろう。しかし、日本が真の戦後処理と、真の独立国家として完成させるには憲法9条の改正が必須なのだ。安倍首相は保身など考えず、政治生命を賭けてでも、憲法改正を着々と進めるべきである。
*¹ 日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 P.319
*¹ 日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 P.319
【民主主義国際連盟を目指せ】
オーストラリアとの安保宣言の話がある。日本は、これだけではなく、民主主義国との連携を深め、中共、北朝鮮、韓国、ロシアの策動を打ち砕く環境を構築することを急げ。できればイギリスとも安保を結ぶのが望ましい。そして、日米英豪同時に国連から脱退せよ。国連は予算の半分以上を喪失することになる。国連は、大幅な縮小となり、満足な機能さえしなくなる。つまり、事実上の解体である。そして、その新連盟に台湾も入れるのである。その連盟には、中共や、ロシア、北朝鮮、韓国は入れない。なぜなら、民主主義でないと入れないのだ。韓国は仮に入れたとしても北朝鮮との統一が先だ。まあ、そのあと、中共に飲み込まれるので、ほとんど可能性はないと思ってくれ。悪いな、泣きついても今度は許さないから。この話は戯言ではない。米国のウォールストリート・ジャーナル紙は「米国は国連を脱退し、日本などと共に新しい国際安全保障機関をつくるべき」と主張している。そして、米国共和党は、国連を煙たがっている。オーストラリアのハワード首相も日本を常任理事国に加えるべきだと言っていた。しかし、中共、ロシアの反対は永遠と続くだろう。もう国連に改革など期待できる筈もなく、時代遅れの組織となってしまった。ついでに、国連の集団保障など、何の役にも立たないじゃないか。国際政治の駆け引きを続けるだけで何の変化もない、そんな古い体質の国連の常任理事国になってどうすると言うのだ。新秩序の構築のために、日本は積極的に策動するべきである。もう、中共への朝貢外交など、国民はうんざりしているんだ。このぐらいスケールの大きいダイナミックな政治を日本は仕掛けるべきである。
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