女性による(女性を利用した)全体主義国家への恐怖 | 愛する祖国 日本

女性による(女性を利用した)全体主義国家への恐怖

【フェミファシズム運動】
 柳沢厚生労働相の「産む機械」発言で、女性議員、マスメディア、女性団体が一斉に声を揃えて批判している。これは、今日、着々に進むフェミファシズム運動の一環である。「反日マスコミ」の真実 (オークラ出版) の、「人権法案」に、なぜ、メディアは沈黙したのか? (西村幸祐氏) の一部を紹介する。


見えない反日ファシズムの恐怖

「反日マスコミ」の真実 人権擁護法案の最大の問題点は、法案そのものが見えない反日主義とリンクしていることだ。それは、十年間で日本をじょじょに蝕んできた、日本をゆるやかに解体・麻痺させる新しいタイプの<毒>に繋がっている。この法案は、不可視のソフトファシズムと言える。メディアがなかなか正体を報じなかった理由もそこにある。

 つまり、人権擁護法案は、「男女共同参画基本法」のように、政府や官僚の中枢に侵入し、内部から日本を蝕もうとする時限兵器なのだ。「男女共同参画基本法」が成立したとき、ジェンダーフリーのイデオローグ、大沢真理東京大学教授が舌を出して喜んでいたというのは、あまりにも有名な逸話だが、上野千鶴子、船橋邦子らとともに、「男女共同参画基本法」が日教組などに男女混合名簿や扇情的※1なセックス教育を軸とする、モラル破壊、家庭破壊、学級破壊を目的とする政治活動の場を合法的に与えたのは事実である。

 その結果、学校教育や家庭の荒廃に拍車を掛け、フェミファシズムの一元的※2な価値観に日本は脅かされることになった。公共施設のトイレ標示の男女の色分けが撤廃されたり、公立中学校の十%以上が着替えの時に男女混合にされたり、一般的な日本人の正常な感覚を鈍磨※3させる政治的工作が、親も、家庭も、知らない内に拡散している。高校でも福岡県立太牟田北高校が男女同室で着替えを行っているという報告もある。

 このように、音を立てず、しらずしらずの内に侵攻するのが、二十一世紀の新しいファシズムの特徴だ。したがって、人権擁護法案がメディアに取り上げられないまま成立直前まで行ってしまったのは、そもそもこの法案に内在する悪魔的な威力が発揮されたのに過ぎない。実際、人権擁護法案の地方バージョンと言える地方自治体の人権条例が、鳥取県、太宰府市ですでに成立してしまった。メディアも世論も何のチェックもできないまま、「鳥取県人権侵害救済条例」と「太宰府市男女共同参画条例」は成立してしまったのだ。冗談ではなく、雛人形(ひなにんぎょう)や鯉幟(こいのぼり)を飾った人が、ある日突然、条例違反で訴えられる可能性もある。

※1 扇情的(せんじょうてき):欲望や情欲をあおり立てるさま ※2 一元的(いちげんてき):一つの中心によって全体が統一されているさま ※3 鈍磨(どんま):すりへって刃などがにぶくなること


【ファシズム運動の結果】
 柳沢厚生労働相の発言が、差別する意味で女性を「産む機械」と比喩したのではないことは明らかである。しかし、マスメディアは一斉に柳沢厚生労働相を批判し、女性議員や女性団体も声を揃えている。そして、これを正しいとする一般の人たちが存在している点が恐ろしいのである。これは、我々日本人がソフトファシズム運動により、徐々に洗脳され、麻痺している結果であると言える。

【女性は神か?】
 マスメディア・女性議員・女性団体によって、まるで、女性が差別されたかのように、でっち上げられながら一人の大臣を吊るし上げ、辞職に追い込もうとする日本は、もはや、民主主義の国家ではないのか。この様相は、女性による(女性を利用した)粛清※1そのものではないか。そもそも、差別する意味で使用していないにも関わらず、適切な例えでなかったと認め、その場で謝罪し、更に謝罪を重ねても許されない程、女性は神の存在へと昇格してしまったのか。もはや、女性の利益が最優先される女性全体主義国家と日本はなってしまったのか。私は、断固として、このような日本の姿に「異議あり」と訴える。まだ、完成はされていないが、徐々にその兆しが現れているように感じられる。

※1 粛清(しゅくせい):厳しく取り締まって、不正な者を除くこと。特に独裁政党などにおいて、反対派を追放すること。


■お知らせ
この度、「愛する祖国 日本」は「新風連協賛ブロガー」に参加させていただく事になりました。
今度の参議院選挙で「維新政党・新風」の議席を獲得する為に応援して参りたいと存じます。
これからも、どうぞ「愛する祖国 日本」をよろしくお願い申し上げます。

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