武士は、

毎朝行水をして身を清め、

髪を整え、

また髪に香をとめ、

手足の爪を切り、

軽石でこすり、

こがね草でみがき、

身なりを整えた。


武士はいつ死んでもいいように、

このように身だしなみを整えていた。

との話がある。


ことの真偽はともかく、

身だしなみについて

少し思うところがある。


現代においての

身だしなみとは。


個人的には外見のみを整えること

には違和感を覚える。


外見をいかに

派手に、

綺麗に、

豪華に整えていても、

中身が伴っていないと

男女問わず物足りない感がある。


ここで言う中身とは

性格云々のことではない。


身体の姿勢。

それに伴う動作や所作。

そしてそれに伴う表情など。


芯がどっしりとした

美しい佇まい。


健康体。


そのようなものを

同時に兼ね備えた人にこそ、

身だしなみが整っていると感じる。


逆に言えば、

明らかに心身共に不健康そうな人は

なんとかした方がいいのではないかと

心配になってしまう。


身体の身だしなみ。


芯が通った状態で、

明るくて朗らかな様。


その状態を保ってこそ、

人生を謳歌し、

他人の人生にも良い影響を与えられる人に

なれると思う。


健康になるにはどうすれば良いか。


一番は笑うこと

ではないかと思う。


それも

心の底から笑うこと。


どんな状況下でも、

笑うことが出来れば

なんとでも出来る。


あの阪神大震災で被災した時でさえ、

笑いは確かにあった。


多少の無理はあったとしても、

笑うことで希望をみた。


希望があれば

前に進める。


そして、

身体を整える。


心と身体にブレない芯を立てて、

好きなことへの情熱を燃やしきる。


そのような気概は、

雰囲気だけでも相手に必ず伝わる。

外見だけ取り繕うのとは、

まるで違う。


綺麗も強さも、

全ては

心と身体の身だしなみ。


常日頃から心掛けたいことの一つ。