やましんのメダゲー&パチスロ懐古厨ブログ、第四回は「EVRベースボール(任天堂レジャーシステム)」です。
昭和50(1975)年製でEVRレースと同じくEVRを使用した野球ゲームです。
ジャイアンツvsタイガースで外人がプレーしているので初見では大リーグかと見間違えた人が当時多かったかと思います。
特に、店頭にディスプレイを置いてあった店は、それが顕著だったかと。
(任天堂側もそれを期待していた様な気もします。)当然(?)大リーグではなく観客もいない球場で外人が草野球をしているだけだったのですが、一応なんらかの(草野球)リーグに所属している設定らしく、当年や昨年の記録をアナウンサーが時折紹介したりしています。
さてシステムですが一打席毎の結果(アウト、(シングル)ヒット、二塁打、三塁打、本塁打)をプレイヤーが予想して当てるというもので、ヒット以上を当てた場合、ランナーが貯まりまり、ホームに帰ると払い出しがあります。基本的に野球のルールに準拠しており、3アウト毎に攻守が変わり、貯まっていたランナーはリセットされますが、EVRベースボール特有のルールがあります。
それは
(1)各打者一球目か二球目に決着。→各打者2通りパターンがある
(2)打者とランナーが違うことが多い。→打者パートと結果パートが別れているから
(3)空振り、ファール、ビッチャー頃はない。
(4)フェンスにボールがあたると二塁打以上確定。(右中間、センター、左中間は三塁打確定)
(5)空中のボールを映すと本塁打確定。(タイガースの左中間本塁打のみ空中を映さない)
です。

配当は
アウト:2倍
ヒット:3倍
二塁打:4倍
三塁打:6倍
本塁打:13倍(満塁26倍)
となっており、各組み合わせに最大8ベットまで可能で、当時としては珍しくクレジットが99枚まで可能でした。
また、一点入る毎に3枚(精算ボタンを押すか、3アウト時に)払い出しされました。
払い出しはEVRレースと同じホッパーでメダルが空になっても同様に払い出し枚数を内部で記憶しているため、メダル補充時に全て払い出しされるという当時としては画期的な仕組みで店にとっても客にとっても良い仕組みだったかと思います。
またこの機種もハーネスレースやEVRレースと同様に出現率を明記しており、曖昧な記憶を遡ると
アウト:3x%(38?)
ヒット:2x%(26?)
二塁打:1x%(18?)
三塁打:13%(?)
本塁打: 5%(?)
だったかと思います。
(テープカットしてなければ各チームのホームランは5本ずつだったので各チーム100本前後の組み合わせがあったかと思います)

さて攻略ですが
正統派攻略としては
(1)ヒット~本塁打(もしくは三塁打)まで1ベットして集中打を期待→上手くハマルと30点以上入ることも
(2)メダル切れ等でやめていった席で(1)を実践
(3)満塁になるまでヒットのみ1ベット、満塁になったら本塁打をフルベット

と(3)でテープされていないときのみペイ100%オーバーにできましたが、満塁にするまでの苦労やテープカットを考慮すると、(1)~(3)は店にとってはそれほど影響がなくこれだけなら人気機種だったこともあり、長期的に店に設置されていたかと思います。
この機種を短命にした原因は
(1)流れ
(2)結果が中を覗くとわかる

(1)はEVRレースと同じく流れがあるのですが、この機種の場合、流れたら、前の結果をリピートすることがあり、ベット時間が短いながらあるケースだと、結果が出た後そこを連打することによって必ず当たることになります。
対策はテープやデッキ掃除と店に不利な流れが発生したら、店員が対応(ベットさせない、テープを止めて手動巻き戻し)と店にとっては結構面倒なものでした。
そして、(2)が致命的でアウトかヒット、二塁打、三塁打、本塁打が中を覗くとわかってしまうので、これが広まったときにはほとんどの店でEVRベースボールは撤去の方向へ向かってしまいました。。。
(一応、表示を隠す等の対策をとって営業していた店もありましたが)

最後に今でも(何故か)覚えている実況を紹介してEVRベースボールの紹介を終えたいと思います。
ジャイアンツのバックスクリーンホームラン
「打球は伸びていますセンターへ、センターウイルソン懸命にバック、どうだホームランになるか!バックスクリーン、バックスクリーンです、大ホームランです、大ホームラン。両手を上げて嬉しそう、バックスクリーンへ大ホームランであります。」
タイガース左中間ホームラン
「大きいセンターズーとバックなおバック、左中間入りそうですがどうでしょうスタンドに入った。ギリギリいっぱい、左中間入りましたホームラン、中間ホームランであります。」