さて、どっちも嫌ですが、今考えて見れば、ここからの長生きは手術不能の方でしょうね。

 

胆のうがないので胆汁が適当に腸にパッパ排出されている体。6時間もの大手術を受けて、十二指腸も胆のうも胆管も無くなって、胃と小腸が適当に(これはちゃんとと言う意味)縫合されている身で、強い抗がん剤に耐える力はやはり劣るでしょう。第一私などは年齢的に、もう何もかも老化してますから。

 

でもね。あの時、あのまま、手術しないですぐ抗がん剤だけで粘る選択なんか無かったので別に後悔はしていません。一旦は健康体(?)に戻って温泉三昧、パリ旅行と人生の終盤の果実を密度濃く味わえましたから。この楽しい記憶自体、これからの治療に意味がある様に思います。

 

何とかQOLを保って粘りこめないかなぁ。ともかく、食欲のある今の内に上手に食べて、体力を少しでもつけなくては。 そして痛みが出るまでは、気分を上げて行きたいです。鬱気分は癌がもっとも喜ぶものでしょうから。

 

今日はビタミンM(孫)に会いに行きます。緊急事態宣言の解除の有難味が出てきました。

 

 

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