「歌手2018」のことを「C-POPのススメ⑳ 「歌手2018」がスタート!」で触れましたが、案の定、ジェシー・Jのパフォーマンスが突出しており、逆に他の出演者はパッとせず、先週の第11期まで大した見所がないまま、番組も終盤に近づいてきてしまいました。
本土でも概ね似たような評価のようで、途中参戦の歌手に期待するしかない状態が続いていまいた。
実はシーズン開始当初には、邓紫棋(G.E.M.)がにまさか途中参加かゲスト参加かしないかな~って淡い期待を持っていました。
でも、「Queen Of Hearts 世界巡回演唱会」ツアー中だし、ありえないなぁと完全に諦めていた次第。
しかし、4日の晩、驚きの事実が明らかになりました。
次の映像をご覧下さい。
「歌手2018」に参戦していて順調に勝ち進んでいる华晨宇(フア・チェンユー)が、微博(ウェイボー、中国のミニブログ)でG.E.M.の『泡沫』(C-POPのススメ(G.E.M.のこと②)で紹介)を弾き語り、“全宇宙最厉(能)害(吃)的来帮我唱,真开心!”とのコメントを投稿したのです。
これは、明らかにG.E.M.に対するメッセージ。
そして、G.E.M.も、“来帮全宇宙最厉(爱)害(吃)的唱,真开心!”と返しているのです。
彼女がアカペラで歌っているのは、华晨宇がカバーした、『我的滑板鞋』。
そうです。今週末14日の決勝戦の“帮帮唱”(デュエットによる応援)で、华晨宇のパートナーとなるゲスト歌手として、G.E.M.が登場するのです
このことは、翌日以降のネットニュースで大きな話題となり、私同様歓迎する声が多く聞かれました。
90后(ジュウリンホウ=90年代生まれ)のビッグ・コラボとして大いに注目されています。
でも、あまり期待し過ぎないようにしましょう。
彼女自身が参戦した「我是歌手 第二季」の決勝戦の帮帮唱では、方大同(カリル・フォン)と『春天里』を歌いましたがこれがいまいち。
ゲスト参加する歌手らは皆超売れっ子。おそらく多忙な日程の合間に参加してもらうため、楽曲の作り込みやリハが十分じゃないのか、これまでも何れのシーズンでも、どの歌手のパフォーマンスも、いまいちなことが多かったのです。
何れにせよ、超楽しみなのは間違いなし