「大いなる力には大いなる責任が伴う」
意味は読んで字の如く、大きな力を得た者はそれに伴う責任も負う必要があるということ。
割と古来よりある言葉ですがマーベルのヒーロー、スパイダーマンで用いられたことでも有名になりました。
いやあ良いですよねスパイダーマン。
ヒーローモノではありますが単なる勧善懲悪ではなく悩んだり苦しんだり逃げたりもする姿は、どんなに凄い力を持っていても1人の人間であるという人間臭さを感じられて非常に好ましい。
皆様、御無沙汰しております。
タイトルにある「ス○イダーマッ」は東映が1978年頃に製作した特撮番組スパイダーマンの通称なのですが、ハッキリ言って原作の面影はなく謎の名乗り口上に巨大ロボの登場と好き勝手もとい大変自由な作品となっています。
もっともスパイダーマンの原作者スタン・リー氏は絶賛したらしいのですが。
感性の違いに震撼する凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
唐突ですが蜘蛛は好きですか。
って聞いといてナンですがそういませんよね蜘蛛が好きって人は。
複数の足に複数の目、その姿はともすればグロテスクにも思えますし。
しかしそんな見た目に反して蜘蛛は益虫なのです。
日本国内さらに都心部となれば毒を持っている種などほぼいませんし家に現れる他の害虫を捕食してくれるので。
スパイダーマンのキャッチフレーズに「あなたの親愛なる隣人」というものがありますが、まさにそのとおりというわけです。
また縁起的な面でも蜘蛛は中々に興味深い。
比較的有名な験担ぎとして朝蜘蛛は逃がせ、夜蜘蛛は殺せというものがありますね。
えらい両極端ですが、なんでも蜘蛛は晴れた日に巣を張ると信じられていた事から朝に見ると幸運をもたらすのだとか。
反対に夜に見かけると家に泥棒が入る前触れであるとされ不吉らしいのです。
まあこの言い伝えも地方によっては逆だったりといろいろですが。
なんにせよ蜘蛛というのは人に利益をもたらすという明るい側面とそのビジュアルや動きから忌み嫌われる暗い側面という二面性を抱えているわけですね。
ちょうどスパイダーマンにヴェノムという主人公そっくりの悪役がいるように。
などと相変わらず物事を不必要に小難しく考えていると噂をすれば影、目の前に小さな蜘蛛が。
ふふ。
このクソ虫が!などとジムは激昂したりしませんよ。
先ほど縁起の話をしたばかりですからね。
おりしも今は午前中。
ティッシュで華麗に蜘蛛を捕獲して外に行くため玄関へ。
靴を履いて………
ん?
んん?
んんん~~?
靴に。
靴の足を入れる部分に。
蜘蛛の巣が。
…HAHAHAHA!
いや〜こりゃ参っちましたねこりゃまさかこんな場所に巣を作るとはさすがに想定外ってヤツですようんうん落着きましょう昼の蜘蛛は逃がせって縁起が良いって
知るかボケぇぇ!
このクソ虫がアァァあああ!!
どうやら縁起にも限度があるとジムが思い知った所で、本日は失礼したいと思います。
それでは皆様、機会があればまたいずれ。
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