「どこまでも自己というものを念頭に置いてはならぬ」
室町時代中後期の武将にして戦国大名たる北条一族の祖、北条早雲氏の名言で御座います。
文献曰く北条早雲氏は善政を施し民には喜ばれていたらしく成る程と納得する反面、自分が邪魔と見たら謀殺もするしその有り様から「最初の戦国武将」とか「下剋上の先駆け」とか言われているんですよね。
…やっぱり人って一面だけを見て理解出来るモノじゃないんだなあとシミジミ思う凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
もう2月ではありますが、改めまして明けましておめでとう御座います。
また新しい年が始まりましたね。
年末年始のお休みは9連休という人もいたと思いますが如何お過ごしでしたか。
ワタクシことジムは上記の内容で御察しのとおり、小田原城を見に行きました。
いやあ良いですよねお城。
昨今では女性にも人気でテレビでもお城の紹介番組とかありますし。
小田原城は同じ関東圏内にあってアクセスしやすく駅名もズバリ小田原駅と分かりやすい。
お城の回りにはある意味定番のお堀というか池があるのですが、朝も早いのにカメラを構えた人達が数名いました。
どうやら池にいる水鳥を撮影しているようで「もっと良いポーズが撮りたい」と愚痴っている人も。
…どんなのを期待しているのでしょうか。
まあそれはさておき門から城内へ。
二の丸から本丸を通って天守閣の方へ。
中々に急な坂や階段を登り入場料を払ってついに天守閣内に。
ちなみに小田原城は15世紀頃に西相模へ進出した大森氏が作ったのが始まりで、その後に北条早雲氏が領主となって発展を続けましたが豊臣秀吉の小田原征伐によって降伏。
以降は徳川家康の家臣である大久保氏の所領となって江戸時代を向かえます。
それからも何度か領主が変わったりしてますのでつまり何が言いたいのかというと、かなり多くの人達が関わっているハズなのです。
しかしピックアップされているのは基本、北条氏だけなんですよね。
無論、戦国時代というある意味お城が一番活躍し輝いていた時期の領主なワケですし世間的に有名なのもその頃なので当然と言ってしまえばそれまでですが。
天守閣内のチラシには北条五代を大河ドラマに!!
なんてのもありましたし。
そう、改めて確認しましたが一度もないんですよね戦国時代の北条家が主役の大河ドラマ。
北条氏というと、どうしても鎌倉時代の北条氏の方がイメージが強いようで。
うーん個人的にはいつか戦国北条の活躍を大河ドラマで見てみたいものです。
何て考えながら上へ上へと進んでついに最上階へ。
いやそこからの見晴らしは流石の一言。
東西南北何処からも見ることが出来て、相模湾も見えます。
戦国時代と現代とでは何もかもが違いますが、かつての戦国武将もここからの景色を見ながら野心や理想を巡らせたのでしょうか。
そう考えるとなんともワクワクする話です。
と、ひとしきりロマンに浸ったのち出口へ。
名残惜しくはありますが今日はあくまでも日帰り。
用が済んだら速やかに帰路へとつきます。
いやあ良い体験でした。
何せジムはお家大好き出不精者。
故にお城へ行った記憶などもありませんので色々な事が新鮮でしたね。
…ん?
ところで何が一番心に残ったかって?
ふむ。
そうですね。
いろいろありましたが、一番衝撃的だったのは
城へ行く道中にあった薬局のコ○ドーム自販機ですかね。
いや色んな自販機を見てきましたが、まさかあのようなものがあるとは。
思わず二度見してしまいましたよハッハッハッハッハッハッハ。
…ジムが坂東武者に叩き斬られそうなことをほざいたところで、本日は失礼したいと思います。
それでは皆様は機会があれば、またいずれ。
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