拘わる
比較的どうでもいい事を気にしすぎて、いつまでも気にかけたり必要以上に手を加えたりしたがることを意味する表現。「かかずらう(拘う)」ともいう。
出典は、実用日本語表現辞典から。
昨今、世間では「拘わりの逸品」とか「拘わり抜いた名店」など拘わりをポジティブな意味で使っていますが、言葉本来の意味合いとしては悪者っぽいですね。
仏教でも拘わり、つまり執着は捨てるものとしていますし。
皆様、ご無沙汰しております。
よく人に「どうしてそんなこと気にするの」と言われることが多々あります。
細かいことが気になるんです。
僕の悪い癖(渾身のイケボ)…。
本日も迷推理が冴え渡る凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
もう薄々わかっておられるとは思いますが、何か拘わっていることはありますか。
ってまあ、イキナリそんなこと聞かれても思いつかないよって人が大半でしょうが、ないないと言いつつも意外と何かしらあるのが人間というもの。
かくいうジムは、近頃とある牛乳に拘わっています。
そう、それは日々の買い物する為に向かったいつものスーパーマーケット。
売り場へ向かう為に歩いている時にふと目についたのは、瓶牛乳。
瓶牛乳など学生時代の給食以来だったので、物珍しさと懐かしさから思わず買ってしまいました。
そして飲んでみるとこれがまた美味しいこと!
これまで牛乳などさほど気にして飲んでいなかったので、けっこう衝撃的でした。
牛乳瓶というのもレトロな感じでなんというか、独特の風情がありますよね。
ただ、この瓶というのは中々にくせ者でもあります。
瓶ということは当然ガラス製なのでどうしても重く、もし割れでもしたら非常に大変ですし。
とは言え人類の技術は日進月歩。
ガラスもその性能を昔より高めているでしょうから、そう易々壊れることなどないでしょう。
なんて意気揚々と考えながら冷蔵庫から件の瓶牛乳を取り出そうとしたとき。
つるり(手、滑る)
ずドン(やたら鈍い落下音)
………………。
…………。
……。
ぬああぁあァァアあ!!!
牛乳が!!瓶が!!重力に魂を引かれて!!垂直落下ああああ!!
そう。瓶は濡れていると滑りやすくなるのです。
しかし中身は零れるも瓶は割れず。
やはり強度はダテではないようです。
さすが!
……その後、空になった瓶を乾かすため台所に置いておいたら、誤って陶器の湯呑みと激突。
瓶はひび1つなく、湯呑みは粉砕されてオシャカになりました。
ええぃ、牛乳瓶の性能は化け物か!!
ジムが無機物に戦慄したところで、本日は失礼したいと思います。
それでは皆様、機会があればまたいずれ。
山下商行HPはこちら