東京都三鷹市と調布市のごみ処理施設を運営する「ふじみ衛生組合」(調布市深大寺東町)は30日、同組合の敷地内で、基準値を超えるベンゼンとヒ素による土壌汚染が見つかったと公表した。

 

 同組合によると、ベンゼンは2地点で見つかり、基準値の87倍と110倍の濃度。ヒ素1地点で基準値の1・6倍だった。場所はいずれも、同敷地内東側の臭気対策施設建設予定地。地下水への影響はないという。

 

 平成25年度に稼働する新焼却施設建設のために行った環境影響評価の中で見つかった。今後、深さ6メートルまで掘り下げ、土壌の入れ替えを行う予定。

 

<産経新聞>