檜枝岐村公認 第一回『 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 』檜枝岐歌舞伎編 ① | 世界を旅する写真家⭐︎山崎エリナオフィシャルブログ
2018-08-21 12:53:40

檜枝岐村公認 第一回『 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 』檜枝岐歌舞伎編 ①

テーマ:ブログ

虹 第1回  ~ 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 ~ 虹

        

        撮影・写真・文章 山崎エリナ(elina yamasaki)

 

 

福島県の山間に佇む歴史ある檜枝岐村。

村に入ると透明度の高い美しい光が歓迎してくれる。

まさに「尾瀬の守り人」

滞在から檜枝岐村の魅力を順にお伝えしますキラキラ

まずはみなさんに伝えたい江戸時代より村内に伝承された「檜枝岐歌舞伎」から本番までに挑んでいく姿などの写真を公開しますカメラニコニコ

その昔は東北地方にも300以上の村の歌舞伎があったという、その中で現在まで伝承され受け継がれている日本の貴重な財産でもある歌舞伎が「檜枝岐歌舞伎」である。

 

本番2日前の練習風景から拝見し、伝承し続けた代々の座員たちが若い役者さんに細やかに指導する姿は家族以上の絆を感じた。

皆がいい舞台を作るんだ!と、ひとつひとつ確認しながら、本番さながらの通し稽古。

現在の座長は第11代目。

第8代目の座長は歌舞伎歴50年、先輩方々が目を光らせ見ている姿、その存在そのものが光り輝いていた。

元座長に話しかけると檜枝岐歌舞伎の演目の流れなどを丁寧に教えてくださいました。その中で「伝えていく難しさ、喜び」その思いが言葉の端々から伝わってきた。

私も胸を熱くして、カメラのシャッターが走る、、、。

歌舞伎が好きで東京や各地で観劇しているが、檜岐歌舞伎では見得をきる時間が短いので、見得のタイミングをそばで役者さんの呼吸を感じながらシャッターをカシャ、カシャ。

 

ひとつひとつ型や振りを確認し合う。

 

ふと、見ると歌舞伎役者さんのお子さんで3歳の男の子が足を止めて舞台で演ずる姿をじーーーっと見ている。

あっ、これが伝承していくということ、子供が舞台に立ちたいと思う瞬間を見たような気がした。

通し稽古が終わり、確認作業をしていると、、、その3歳の男の子が大人の振りを真似て踊り出した!!

しかもリズムも体幹もしっかりと掴んでいる!!凄いキラキラ

 

2時間ほどの練習が終わり、みんなでビールで乾杯。

「これが楽しみでやっているんだよ」と、冗談を交わしながら、私まで輪の中に入れていただき、乾杯!!

1日目からありがたく温かい時間をご一緒させていただきました。

 

9月18日、さあ!本番当日!!

村は朝から静かなざわめき。

歌舞伎が行われる鎮守神社に早朝から集まる。

本来、歌舞伎は鎮守神社に奉納する歌舞伎なのです。

村の人は鎮守神社に参って、茅葺の舞台へと向かいお赤飯とお神酒をいただく。

 

子供達は小さな手を大きく広げてお赤飯を貰って蔓延の笑み、こちらまで笑顔が溢れる。

お父さんはお神酒を2杯いただく。聞くところによると1杯目は神様に2杯目は自身にということらしい。

昔から変わらない風習に触れられ感動していたら、鎮守神社を参って階段を降りてきた私を見て、なんと!お赤飯とお神酒を分けてくださり、大変なご利益をいただきました。

お赤飯はもち米がたっぷり入ったモチモチした小豆の香りが良く、手の平に顔を押し当てるようにほうばりました~(^0^)

その後も10時ごろまで村の人たちが引っ切り無しに参っていた。

お盆休みだろうか、お孫さんや子供達が賑やかにはしゃぎ走っている。

おはよう!の声に足を止めてきちんと「おはようございます」と、言える子供達。

普段から村の人たち同士がきちんと挨拶する、という習慣が子供達にも伝わっているのだろう。

村の子供達は大切な檜枝岐村の宝。

 

夕刻ざわめきの足音が大きくなってきた。

その中で村の人たちで慣れた手つきで準備が進む。

 

空も深い青に変わり、参道には灯りが灯る。

1000人という人がどこからともなく集まって、あっという間に客席は満席!!

その間、私は舞台の裏での楽屋、化粧風景、衣装着替えにのめり込むように撮影していたので、

舞台表に出た時の人の多さに圧倒されたのでした(^^)

 

楽屋では本番2時間前から順番に化粧が始まる。

 

親から子へ、親の歌舞伎を見て「僕も歌舞伎やりたい!舞台に出てみたい」と、憧れる。

化粧も中学生にもなると自分で隈取りを描ける。横で、父親や先輩たちがサポートする。

本当にあたたかく、厳しい師弟関係。

親子なのに不思議と歌舞伎に入ると敬語で接する。

その姿勢にも心を打たれた。

6歳になった男の子は顔に塗られる油が臭い、臭い~と、言いながらも嫌がらずに、

白塗りに変身していく自分を手鏡で確認しながら、歌舞伎役者のスイッチが入っていく。

 

化粧が終えた時には逞しい大人顔負けの歌舞伎役者に変身していた。

それを見て父親は何を思うのか、、、親子を見つめながら静かにシャッターを押した。

緊張からなのか、少し熱が出たようだったが、

本番は笑いあり、涙ありと観客を魅了させていた。

そいう私も親でもないのによくやったね~と、感動して涙が溢れた、、、。

観客からは割れんばかりの拍手で包まれた。

空を見上げると満天の星空が広がっていたキラキラキラキラキラキラ

 

星檜枝岐歌舞伎の続きは第二回でおねがい花火お楽しみに!!

 

檜枝岐村

http://hinoemata.com/information/new/000218.html

 

尾瀬檜枝岐温泉協会

http://www.oze-info.jp/檜枝岐歌舞伎の紹介について/

 

 

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