カエルの子はカエルの子 | yamarのブログ

カエルの子はカエルの子

北陸出身のうちの母が、数年前に例にもれず韓流にはまり、今はハングルの勉強に燃えてますが、その母が、古い韓流ドラマに出てくる古い家や生活様式を見ては、自分のルーツは韓国にある!と言っています。確かに、田舎の不幸があった時、喪主は白の着物を着たりして、ドラマに見る韓国のお葬式に似てるところもあるかも、と思っていた。

「蛙の子は蛙の子」
阿川佐和子さんと阿川弘之さんの手紙風の親子エッセイです。
阿川佐和子さんのエッセイは、体調悪い時、気持ちが落ちた時、普通の時と、読んでましたが、この本を読んでから、阿川弘之さんのエッセイが気に入って読んでます。

{7BF05CBE-AC9E-4DB4-90E2-D8D6BCB0CC15:01}

旅行エッセイを集めたもので、遠藤周作やら北杜夫やら出てきたり、出会う人たちに、やや辛口なわかりやすい呼び名をつけたりして、それがなんかしみじみと面白いかんじ。

その中で、カナダのアガワ渓谷てとこに、自身のルーツがあるかも?てお話で、でも、「コンピューター関係の仕事をしている人」が言うには、「単純計算」で、「一人の人間の直径尊属の数は、二十代前で1,048,570人、30代前では約10億7300万人」になり、「千年昔にさかのぼると、世界総人口のおそらく全員と血のつながりができてしまう」とか。

てことは、あながち、母の言うことも間違いではない。。
そして、必然的に、私も蛙の子なので、繋がっているのだなぁ。
まぁ、みんな、繋がっているのだけどね。