しまんとジャーナル×はたも~らVol.15 | しまんとジャーナル by 山沖興産

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しまんとジャーナルでは四万十市で見つけた素敵だと感じたヒト・モノ・コトを中心にアップしていきます。次はアナタのところへ取材させて頂くかもしれません。


テーマ:

―いぶりカリィの、舞台裏。

四国最南端の地で、いぶりカリィをオープンしてから7年目に入った中嶋 豊(なかじま ゆたか)さん。すっかり地元でも根強いファンを持つ人気店になった”いぶりカリィ”。これまで決して多くを語ることのなかった店舗内装や、店内にセレクトしている雑誌や漫画など、氏がこれまでに影響を受けてきたサブカルチャーについて掘り下げていきます

 

▼昭和45年4月28日生まれ おうし座 B型  

 

―カレーのこだわりについて教えて下さい。

「やっぱり宗田節のダシかな。始めて6年になるけど、いま関西とか東京で出てきてるみたい。このダシがエビカレーを食べても優しい味にしてくれる。どっか落ち着く味っていうのが隠し味。このダシ入れてなかったらスパイスだけが口の中へ入ってくる。もう一つのこだわりがスパイス。これを挽いて自分のパウダーを作ることは他店にはそんだけの数を挽いてまで出せないと思うので、それに関しては自分の強みやと思ってますね。」

 

 

▼ほうれん草とチーズのカレー(冬期限定)

 

―店舗の内装についてのこだわりを教えて下さい。
大切にした事がいくつかあって、手に触れるものは無垢材を使って、金属は使わないようにしようと。シルバーを使ったらシルバーだけにして、そこにゴールドを混ぜたりしないとか。そういう、ほんと小さなことなんやけどね。厨房も隠さずに、お客さんから見える方がいいと思って今の感じで仕上げました。」

 

▼眺めるだけでも楽しくなる、店内の様子。

 

―ひとつひとつが既製品じゃなくてオリジナルですよね。
「そこが一番キモやってん。お皿も焼き物やねんけども、売り物じゃなしにオリジナルにしてもらったのもそうやし。カレーに合う色をイメージして、灰色が多いのをウチは藍色にしてもらってん。入口のドアのステンドも地元作家さんを出来たら使いたい考えてて。ほんとにたくさんの方に支えて頂いて、こうやってどんどん繋がっていくことが大事かなと思ってます。」

 

▼地元作家さんにお願いしたステンドグラス

 

―中嶋さんがアメリカンカルチャーにハマったのは何がキッカケですか。
「ファッションやね。18歳の頃にアメリカ村がちょうどアメカジブームやったりしたのよね。それで20代後半に、ようやく波乗りにハマって。」


―それは向こうでやり始めたんですか。
「そうそう、関西居るときに。20代前半は夜の仕事でお酒出したり料理作って、日の当たる様な生活はしてなかった。だから20代後半はくたびれてた。そんな時に先輩が海に連れて行ってくれて。”なんて気持ちええんや”ってとこから、西海岸の音楽なんかも自分の中にスーっと入って来て。そこから一気に海にハマって、毎週のように四万十に来るようになって、こっちで住み始めたのが16年前。」

 

▼シャツはビームス、バンズはピルグリムサーフの別注品。

 

―最近、好きな洋服はどんな感じですか。
「いわゆるアメリカのクラシックなメーカー、ウールリッチとか、シェラデザインとかヴィンテージかな。」

 

ーお店に置いてる雑誌もこだわってますよね、どういう基準でセレクトしてますか。

「自分が欲しいもんやね(笑) 本と雑誌が好きなんで。」

 

―カレーと雑誌はセットメニューですもんね。
「だからほんというと、高知の蔦屋書店さん出来たんでウチのショップ置きたいなっていう(笑)」

 

ーイイですね、そのコラボ。漫画も大好きですよね。

「置く場所がないので困ってますけど、みんなに知って欲しいと思うセレクトを心掛けてます。」

 

▼本棚を眺めると、店主の嗜好が見えてくる

 

―漫画家で好きな作者を教えてください。

「さいとうたかをさん。サバイバルは南海大地震を前にみんな読んどかなあかん(笑) もう一人は松本大洋さん。絵はベタ塗り、いわゆる筆書きがすごい好きで、映画になったピンポンとか。ジャングルの王者ターちゃんの徳弘正也さんは高知県出身ですよね。この黄門さまは水戸黄門のコメディなんですよ、すごくいい話です。実は高知県やっぱすごい漫画家多いです、横山さんに安倍夜郎さん。」

 

―本棚を見てるとメジャーとマニアックなものとのバランスを大切にしてるように感じます。

「そうですね、例えばサーフィン雑誌ばっかりになっても当然ダメやと思うし。スペクテイター置いてるけど、アングラのヒッピー雑誌みたいなやからさあ(笑) いわゆるヴィレッジヴァンガードほど寄っちゃうとダメかなというのが自分たちの中であるかな。」

 

▼好きな映画はエンドレスサマー。

 

―そういうバランス感覚はどの辺から培われたんですか。

「やっぱ20代の飲食経験かなあ。そういうとこでいろいろと任せてもらったり、メニューも考えせてもらったので。」

 

―来年はインドへ行かれるんですよね。

「1月29日から2月いっぱいまで休業貰ってインドへスパイス修行と波乗り修行に行ってきます。3月にはいろいろと持ち帰って、また新しいことも始めていきたいと思ってます。」

 

▼撮影はmiyashita kokiさん。

 

問い合わせ 

いぶりカリィ

高知県土佐清水市以布利51

営業時間   11:00~15:00 

定休日 火曜日 

TEL 0880-83-4485   

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