　3月10日、輪島市から金沢市に避難されている方たちへの支援活動。私が所属している金沢尾山ライオンズクラブが、金沢額谷ふれあい体育館に集団避難されている輪島市の方たちに夕食の炊き出しを提供する。私もライオンズクラブメンバーとしてお手伝いに。

　その体育館には、世界的に有名な建築家である坂茂先生が開発した紙管とカーテンで作られた間仕切りが利用されている。そのカーテンは、石川県小松市に本社のある小松マテーレが開発した不燃性、抗ウィルス性のもの。

　実は、私が市長在任中に、金沢市を中心とした4市2町による連携中枢都市圏（石川中央都市圏）と坂先生が作られたNPOとで、その間仕切りを供給する協定を締結している。今回、まさにその協定が即座に活きた。「災害時における避難所用簡易間仕切り等の供給に関する協定締結式」（2021年2月27日）。

　軽くて設営も簡単、プライバシーも守れ大変好評とのこと。やっぱり協定を締結しておいてよかった。

　また、この避難所は、ペットも受け入れ可能。金沢市にとっても初めての実験的な試みといえる。

　極めつけは、ソフトバンクによるスターリンク設置により、ネット環境も充実。

　金沢市職員の方たちも献身的に動いておられる。

　やっぱり、金沢市ってすごいや。

　余談。坂先生のお母さんは金沢市出身とのこと。よって、先生も幼少期から何度も金沢市に来ていたという。以前先生と話をしているときに、武蔵が辻にこんな建物があって、あそこにこんなものがあって・・と話が弾む。というか、先生の思い出話を私が頷きながらお聞きをしていた。楽しい思い出。なんといっても、世界の坂先生だから。

自慢話