　最近はSNSを拝見していても、多くのボランティアの方たちが、被災地においてさまざまな支援をされている様子が伝わってくる。それは、本当にいいことだと思う。親しい人がご自身のできることを真摯にしている様子を知ることは、ほんとうにうれしい。

　2月23日、今上天皇誕生日。早朝から穴水町へ。今回は、私が町幹部の日程を調整したわけではなく、純粋にお手伝い。もちろん、町長や町教育長とは旧知の仲でもあったので、同行する。

　多くの支援物資をお持ちする。食品の卸会社さんのご理解もあり、本当にたくさんの食品も。

　穴水町の小中学校の給食は3月から。それまでは、多くの方たちのご好意でいただいた食品も提供されているという。今回、その卸会社さんのご配慮で、子供たちへの差し入れも運ぶ。

　支援物資が膨大な量でもあり、自衛隊の皆さん、町職員、応援に駆けつけてくれた町議会議員の方たちも運び出しに協力してくれる。バケツリレー方式で。当然その中に私も入っている。なかなか珍しくもほのぼのとした光景。

　その後、穴水町役場へ。入口に、弊社の災害対応キットを見つける。うれしくなり写真を撮る。Wi-Fiルータくらいは使ってるのかな？

　町教育長から、ソフトバンクさんが、穴水町内の学校に設置してくれたスターリンクのおかげで、子供たちがオンラインで授業を受けられる環境を構築することができた、本当にありがとうございます、とお礼を言っていただける。

　私から、教育長、それ先日、「日経クロステック」に取材してもらって記事になりましたよ、と申し上げる。はい、県教委からその報告も受けています、とのこと。よかったよかった。

　そんな会話も楽しい。　

　最近、私が、この間、能登半島地震に対して公私で行ってきた支援活動も、ちょっと一区切りかなという気持ちも持っている。次にできることを精一杯やっていきたい。

この日は、穴水町へ