ANGELS フィレンツェ風創作料理のレストラン
皆さん、こんにちは!今日も暑い一日が始まりそうなフィレンツェですが、如何お過ごしでしょうか?
さて、今回は前回お約束していたレストラン、フィレンツェのサン・ジョバンニの祭日に花火が上がる前に超特急で行った場所をちょっとだけご紹介しますね。
ここはANGELSのエントランス・・・表通りからもホテル内を通っても入ることも出来ます。
さてさて・・・・・早速予約しておいた席に着くと・・・可愛いアミューズがサービスで出され、発泡性の白ワイン、スプマンテがグラスに注がれます。
最近イタリアでも多くのレストランで供されるこのサービス・・・ちょっと一息ついて喉を潤してから、ワインリストやメニューをゆっくりと眺めたりするのにとてもリラックスできますね。
左からプチトマトのグリル、オリーブの肉詰め揚げ、ミニ・モッツァレッラ・・・
みんなでそれぞれオーダーするものを大まかに決めてから、ワインを決めます。
今回はロンちゃんがお魚、後の人達はお肉系・・・・・・どうしようかと迷いましたが、外も暑かったし、みんなの意見も合わせて、軽くピノ・グリージョの白ワインにしました。
早速アンティパストの始まり・・・
私の注文したのは・・・・・スモークしたプローヴォラ・チーズとトマト、ズッキーニのミルフィーユ風・・・
横に三つ並んでいるのは帆立貝のグリル、ソースはバジル&ミントペーストです。
ズッキーニのミルフィーユを切ってみると・・・
とろけるプローヴォラチーズのスモーキーで香ばしいお味が野菜と良くあっています。
内部は昔の内装をそのまま保存した木製の天井と石柱がちょっと不思議なコンビネーション・・・
今日は特別の祝日のせいか、多くの人で込み合っています。
マックスさんは山のアンティパストの盛り合わせ・・・
フィノッキオ(フィンネルシード)が入ったトスカーナのサラミ、暖かいフォカッチャ、夏場に向けて熟成されたペコリーノチーズ、土地のハチミツ添えです。
こちらはロンちゃんの注文したアンティパスト・・・
メバルをナスのグリルでロールしてズッキーニのお花のソースのベットに寝かせたもの。
一つお味見されて貰いましたが、軽くて優しい口当たりでした。
イタリアにしては創作っぽい料理が多いお店ですね。
アミューズで出されたスプマンテも飲みきったので、改めてキリッと冷えた白ワインで乾杯です。
こちら、マックスさんの奥様が注文したプリモピアットのトルテッローニ・・・
普通のトルテッローニに見えるのですが、このトマトっぽいソースが味噌・・・
これ、パッパ・アル・ポモドーロをスムーズにしたソースなんですよ。パッパ・アル・ポモドーロはトスカーナ、特にフィレンツェの代表的田舎・家庭料理の一つで、硬くなったパンをベースにしてトマトやバジリコで作られるプリモ・ピアット・・・
このパッパ・アル・ポモドーロをプリモにせずにミキサーにかけてペースト状にしたソースで、ブッラータのモッツァレッラ入りトルテッローニを合えたもの・・・
このソースの使い方、実は日本のとあるレストランで遭遇したことがあるんです。その時はグリルしたお魚の下にこのおソースを敷いてありましたが、なるほど・・・と思いましたね。
こちらは私が頼んだ牛肉のトリオ・・・ミニョンのハンバーガー、タリアータ、タルタル仕立ての牛肉三種です。
色々な調理の仕方の牛肉が一度に楽しめる一品・・・量は少なそうでも結構ボリュームがあって、お腹一杯になりました。
ロンちゃんのお魚はというと・・・・・
トラディッショナルなスズキのグリルを注文したので、丸のままグリルされたお魚を持ってきて貰って、目の前で骨や頭の部分を取り除いて盛り付けて貰います。
とってもシンプルな一品ですが、新鮮なお魚のグリルはなかなかフィレンツェで食べることが難しいので・・・・・
身もホクホクしていて美味しそうでしたね。付け合せのジャガイモのソテーが良く合うみたいです。
今回は花火を観る前に行ったレストラン、カブールホテル内のANGELSのご紹介をさせて頂きました。最後までお付き合い下さって本当にありがとうございます。
ツーリストの多い地区なので、メニューはイタリア語&英語の二ヶ国語で記されています。
フィレンツェでちょっとした創作料理を口にしたくなった時に、お立ち寄り頂けるといいかと思います。
ANGELS RESTAURANT AND WINE BAR
VIA DEL PROCONSOLO 29/31
50122 FIRENZE
TEL 055-2398762
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