宮沢孝幸先生 京都大学ウイルス・再生医科学研究所 准教授.
宮沢先生の推奨されるコロナ禍での生活様式“100分の1計画”は、
最も実践的で優れた対策じゃないかと思っています。
先生は、わかっていることとわかっていないことを、
はっきりと区別して話してくれる方で、
専門家としては稀な、素人にわかるように話してくれる方なのです。
ウイルスのご専門ですので、新型コロナウイルスに関しても、
共生共存していく道筋を考えてくれています。
人間がどんなに努力してもウイルス自体は無くならないという観点に立っておられます。
ですので、コロナに関してもゼロリスクを追うことをやめようとおっしゃっております。
絶対に感染してはダメとかウイルスを根絶させたいという考えとは、一線を画しています。
とりあえず大学までは理系であった私としても、
ゼロリスクでは解決しないだろうと思っていました。
定量的にどのくらいのウイルスが体内に暴露されると感染するのか
突き止める必要性を感じていました。
でも、先生によるとそれは、まだまだわからないことだそうです。
そこで先生が専門家としてこのくらいなら大丈夫だろうと考えられたのが
様々な場面で暴露を100分の1に減らすという対策。
参照➡https://creamrobo.com/20200612a/
指針ができて本当に良かったと思っています。
先生は、新型コロナウイルスはこういうものだというような
仮説などたてておられませんが、
ウイルス学の常識的な考えから、
一つ一つの事柄、現象について解説してくれます。
例えば、空気感染と呼ばれているものは専門的には飛沫感染のことで、
感染者がマスクをすることである程度ふせげることとか、
これからのウイルスの変異は、強毒化するのか弱毒化するのかが半々の確率…など
私にとっては大変学びが多かったです。
具体的な感染症対策は、宮沢先生に学ぶのが一番いいと感じております。
参考まで➡https://www.youtube.com/watch?v=TEKcOJi44QA